きっかけは自分が乗るＷ１ＳＡというバイクのために作りました。
好評を得まして、車用にもとリクエストがありましたのでこちらでも出品します。
今回、１、２枚目の画像のように、LEDのタイミングランプ付きとしました。
ポイントが閉じている時はLEDが点灯します。
作動確認はもちろん、ポイント点火時期調整の時、テスター不要になります。
ポイント調整時にLEDを使用する時はコイルへの水色の線を抜いてください。無駄な電気消費を防げます。
セミトラの消費電流は0.012Aなので無視できる消費電流です。また今回、車両側からの雑電流によるセミトラ破壊防止のため、強化ヴァージョンとしました。発電側に問題がある車両でも壊れにくいセミトラとなってます。
古い車はポイント点火がほとんどです。
その場合、ポイントのメインテナンスのクリアランスを多くとるためにも効果的です。
昔は多くの社外のセミトラが販売されていましたが、今では外国製のものか、小さなところでしか販売していなくなりました。
また、故障の原因のほとんどは、トランジスタの発熱です。大量生産、販売目的の製品は当然原価計算して安い部品を使用しますので小さなトランジスタを使用します。
安い小さなトランジスタを使用すれば、もちろん作動しますが、電圧等のキャパシティが少ないので発熱し故障しやすくなります。
大手Ｎ電子等のセミトラ、フルトラユニットに放熱板がついているのはそのためです。
このセミトラは自分のために設計製作したものなので、キャパシティは最大限にとっています。
使用するメイントランジスタは 4枚目の画像の、東芝製ＭＯＳＦＥＴ ２ＳＫ２９６７です。
このＦＥＴはドレイン耐電圧２５０Ｖ ドレイン最大電流３０Ａ、なのでかなりのマージンを取ってあります。
また、オン抵抗が０，０４８Ωと、安価なトランジスタの３分の１です。
つまり、ほとんど発熱しません。
作動確認時、ＦＥＴに触っていますが、人肌ほどにもなりませんでした。
残念ながらこのFETをはじめ、東芝製のFETは製造中止になっています。
もう廃番のFETなので当方の在庫のみとなります。
その他の部品も、全てコストではなく安定性重視で選び製作しました。
よって、基板に製作後、ケースに固定し振動対策でシリコンで埋めていますが、放熱は考慮していません。
２ポイント用は自分のバイクにつけて約1４年使用し、真夏の走行にも全く問題なく耐えています。
よく言われる、始動性向上、トルクUP、アイドリングの安定は、市販の回路と違うためか、かなり効果があります。
というか、購入された方が口をそろえてそうおっしゃります。
ケースは軽量なプラスチック製です。
金属製は振動等でショートする可能性があるためです。
見た目重視の部分はどこにもありません。
すべて性能重視の製品と自負しています。
内部はシリコンで埋めてありますが
完全防水が目的ではありませんので、取り付け場所ご配慮ください。
取り付けはできれば室内が理想です。
多少飛沫がかかっても大丈夫ですが、完全水没したら自信がありません。
ジムニーSJ30にも最適な商品ですが、渡河するような車にはお勧めしません。
各自で、防水については工夫してください。
ケースのサイズは概ね６５ｍｍ×４５ｍｍ×２５ｍｍです。
LEDの色は、赤、黄色、黄緑、青、のどれかになります。どれも一緒です。
何か質問等ありましたら入札前に質問欄からお願いします。
一つ一つ、一生懸命作っています、また、完成時、入念な作動確認は何度もしています。しかし、オールハンドメイドなので、使用中、万一の故障時は勘弁してください。
取り付けに関して、ポイントの調整交換程度のスキル、配線のギボシが自分で作れる方なら自分で出来ると思います。
配線は非常に簡単ですが、取り付け説明書は同封します。また落札後の質問等には誠意を持ってお答えさせていただきます。ただ、取り付けされる方のスキルは、こちらでは全く判りませんので、基本的に落札後はノークレームノーリターンでお願いします。
発送は宅急便コンパクト、レターパックプラス(どちらも送料600円)です。どちらで発送するかはこちらで決めさせていただきます。
;)
