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希少コレクションの放出になります!宜しくお願い致します。
BRAUN calculator Typ:4 955 700
ビジネスシーンに必須の電卓は実用品としての需要が大きい為、液晶表示が主流の均質化した個性のない物が多い印象であります。
バリエーション豊富な文具の中で、デスク上の電卓だけが異質な存在を放っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方に!ただ置いてあるだけで、絵になるデザインの電卓を、是非!この機会に手に入れられて御体感頂ければと思います。
ET22は、今や懐かしいVFD表示の電卓ですが、現代においては、逆に新鮮な印象を受けるステーショナリーかと思います。使い
やすさはもとより、ある種、造形の美しさを感じる機能美のあるブルーグリーンの優しい光は、液晶とは違い自発光表示ですので、
暗い環境でも非常に見やすく、視野角の広い使い勝手の良い素晴らしい電卓かと思います。
機能美溢れるデザインは、ドイツ出身のディーター・ラムスが手掛けた最初の作品で、1976年発売のET22です。Braun社電卓ET11
(ラムスのデザインではない) に次ぐ2機種目のモデルとなります。レトロ調でありながらスタイリッシュで斬新なデザインは、現代
にも一貫して受け継がれております。Braun社のデザインコンセプト「Less, but better」を体現するかの様にシンプルでいて秀逸な
デザインは、復刻版のモデル ( ET55-BNE001BK ) が発売されるほど、根強いファンの方もおられます。
( AppleのiPhoneに搭載されている「計算機」アプリのデザインにも採用されているという話は有名です。)
1977年には後続のモデルET23が発売され一部改良がなされました。充電式電池 ( Ni-Cd ) 専用設計で、電池裏蓋に固定ネジの追加
や、正面上部右側にET23の表記が印刷されました。その後、同年に発売されたET33からは、デザイン変わらず表示がVFDから
液晶となります。自発光表示の真空管VFDは2~3年程しか製造されていない希少な電卓かと思います。
ET22の当時の販売価格は、98.50ドイツマルク=日本円換算で当時約1万円程度になります。また、大卒初任給換算で考えますと、
現在の価値で約3万円もする高額なアイテムだった事が伺えるかと思います。
状態は中古品ですが、ボタンのプリントも非常に良好な状態でして、押した時のクリック感もしっかりしております。ディスプレー
や計算機としての機能も完璧に動作致します。ただし年代的には50年近く昔の電子機器ですので、経年によるスレ傷、汚れ、変色
などは、ある物という認識で御入札下さいませ。( 新品では御座いません。)
ET22には、使用しない時に電卓を衝撃から保護する為、本体を差し込む事が出来るハードケースが付属致します。
( 写真でご覧いただけますようにハードケースには傷が見て取れます。)
駆動は単三型電池2本の3Vです。 10枚目画像の緑色スライドスイッチが電源です。
9枚目画像の上部にアダプター差し込み口がありますが使った事が御座いません。
表示は左詰めの8桁でして、現代のような右詰め表示では御座いません。
サイズは、本体横幅79mm ( 87mm ) 縦幅145mm ( 149mm ) 厚み25mm ( 28mm ) ( )内の寸法はケース込みです。
(素人採寸です多少の誤差はお許し下さい。)
世界的に有名なBraun社は、アメリカジレット社傘下のドイツを代表する電気機器メーカーです。優れたデザインの製品は、国際
的な賞や、博覧会でも高い評価を受け、同社の電卓などは、ニューヨーク近代美術館にも所蔵されております。
★ アンティーク・ビンテージ製品の性質をご理解の上、最低限の知識を持った上でのご入札をお願い致します。トラブル防止の観点
から、基本的にNC、NRにてお願い致します。
★ オークション終了後、2日以内の御連絡、その後3日以内に御入金頂ける方のみ御参加ください。
★ 発送は丁寧に梱包の上、佐川急便にてお届けしたいと考えております。
★平日は質問回答や取引連絡などが遅れる事が御座います。出来る限り敏速に対応致しますが御連絡など夜間になる事が御座います
事をご了承下さい。