ウエスギ/ UESUGI TAP-10(完成品)を出品いたします。
※これは上杉研究所で組立した「完成品」です。ご存知のとおり、完成品とキット自作品の違いは、シャーシの正面に「UESUGI」の印字が有れば「完成品」無ければ「キット組立品」(自作)です。
故上杉氏が好きだった球の「6BQ5/EL84 PP」です。
画像の管球王国のTAP-10が記載されている箇所のコピーを差し上げますが、このTAP-10が発表されるキッカケになった経緯が記載されています。
簡単に説明すると「上杉氏の友人が遊びに来た際に300Bシングルと6BQ5を使用したアンプの聴き比べをブラインドホールドテストでしたそうです。そうしたところ、300Bをこよなく愛してやまなかった友人が300Bと6BQ5どちらがどちらか聴き分けが出来なかった」ことから、友人から「これだけ素晴らしいのであれば」6BQ5を使用したアンプを発表したらどうか、との事で発表製作になったそうです。
その中で「6BQ5」についても「如何に素晴らしい球かと言う事を」熱く語られています。
音は素晴らしいです。このアンプは出来る限り「コンパクトなアンプ」をテーマに製作されています。幅260mm、奥行き200mmでほぼ「B5サイズ」です。
上杉氏の本アンプの構想は「如何に高性能」「如何にコンパクトに造るか」でした。
この小さなアンプから方チャンネル10.8Wが出力されます。私はアルテックの802DとLE14Aの異種組み合わせで聴いていますが素晴らしいです。
勿論、ハム音やノイズなど有る筈もありません。配線を見れば音も分かります。文句の付けようがない「配線」です。また、長時間聴いてもトランス類、特に超大型のPT(電源トランス)は全く熱くなりません。
お送りする真空管は上杉研究所で準備された「米ナショナル・エレクトロニクスブランドのロシア製6BQ5」4本です。音量差は全く有りません。2本ゲッターが黒くなっていますがネットで検索すると分かると思いますが何も問題無しです。
ECC83/12AX7はプスパンの新品に私が交換しています。
外観は画像でご判断願います。目立つキズは皆無です。
私が製作した「花梨の木枠」が付属いたします。木枠無しでも小さくてかわいいそれでいて高性能のアンプです。インシュレーターはアルミ削り出しのものに変更しています。
木枠は4か所にフェルトを貼っています。
どなたか、この素晴らしいアンプをお使いください。
因みにこのアンプが発表された年は1998年か1999年です。その時のキットでの頒布価格は110,000円です。完成品はおそらく150,000円程度だったのではと思います。トランスがこの時代からは想像も出来ないように高騰しています。今、製作するとしたら、3倍として完成品は450,000円程度はすると思います。
※参考までに、この時代のタムラF-7004は1個38,500円でした。今は下記に出ていますが2個226,555円で落札されています。何と1個約113,000円。
出品物は画像のものが全てです。(本体と真空管類、木枠、管球王国のコピー)
※即決で落札して頂いた方には予備管として「RCA製 6BQ5 4本 中古」差し上げます。
発送はゆうパックの100サイズ(東京まで1,500円)の予定です。
ご入札される方は自己紹介欄とマイナスの評価は必ず見てください。マイナスの評価はそれなりの理由があるものが殆どです。