
LM3886 DCパワーアンプ 基板セットです。
ドライブ用プリアンプ回路はOPアンプは使用せず、二段差動、カレントミラー合成、
ラグリード補償、出力段はSEPPの構成で、LM3866に直接入力します。
位相補償は狭帯域用として、二段目作動回路にコンデンサを実装できるようにしてあります。
LM3866単体(データシート通り)では眠たく平面的で期待する音質にはならず、OPアンプを
追加したものの、イマイチで、広帯域アンプをディスクリートで組んで驚くような音になりました。
何故か世間ではバイポーラ入力のままDCアンプ化したものがありますが、接続するプリアンプ
によってDCレベルが変わるという危ない構成。本機は、初段はJ-FETのDCアンプとなります。
又、データシートにある出力コイルは音質を悪くするだけなので省きました。
矩形波応答で、1KHz、10KHzにおいて、0.1、0.47uF負荷で確実に収束し、発振の兆候は
皆無のように実装してありますが、そこは作り手の腕によります。従って、動作保証は当然
出来かねます。ドリフト性能も±5mV以内です。これもいかに温度的に安定にするかという
実装レベルで腕の見せ所といった内容でしょう。
実装例の画像を参考に。
回路図はKicadにLTSpiceからインポートしたものを紙でお渡しします。
分かる方のみ入札をお願いします。
ノークレームノーリターンでお願いします。
(2025年 10月 15日 18時 03分 追加)プリアンプ側は、パワーアンプの前段だけでなく、自在にオープンゲインの設定ができますので
イコライザアンプや、通常のラインアンプとして使用できます。
(2025年 10月 18日 12時 04分 追加)LM3886基板はミシン目で分割してステレオ用としてお使いください。ラインアンプはステレオ構成です。
(2025年 10月 20日 6時 27分 追加)スピーカー出力のGNDは、ベタGNDでリターンさせず、独立した裏打ち配線で戻すようなパターン設計にしてあります。
(2025年 10月 20日 22時 18分 追加)基板の実装状態を3D画像で参考にUPします。私のネームがシルク印刷されてますが、ここでは消してあります。