シンガポールを拠点に活動する5人組ドリーム・ポップ/シューゲイズ・バンド、motifs(モチーフス) が、新作EP『If This House Was Bigger』を完成させた。 前作デビュー・アルバム『Remember a Stranger』ではアジア・欧米を含む世界中でフィジカルが完売し、日本でも来日ツアーを行うなど注目を集めた。 2024年には本国シンガポールのslowdive公演のオープニング・アクトとして出演したことも、シューゲイズ・ファンを驚かせた。
本作ではアイスランド・レイキャビク郊外にあるSigur R?sが所有するSundlaugin Studiosでレコーディングを敢行。 『Remember a Stranger』で白昼夢のようなサウンドを作り上げたプロデューサー、Leonard Soosay (Snakeweed Studio) とともに、”Himri”と呼ばれるレイキャビク郊外の山の中にある家に滞在し、1週間に渡りレコーディングは行われた。
5曲を通して、motifsは感情の核を失うことなく、音のパレットを広げている。アイスランドの冷気をまとった轟音ナンバー「aug 16」、凍ることのない川辺で思いを馳せながら書いたスローコア「Heavy Is The Air」、The Radio Dept.やClub 8を彷彿とさせるローファイなビートにElspethの透明な歌声が心地よく、優しい「Later On」。