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月刊 星岡　第六十六号 (昭和１１年３月３０日 星岡窯研究所発行) 魯山人近作鉢の会 特集です。星岡茶寮の案内図が挟み込まれています。

魯山人製作の料理鉢や果物鉢、花器などを展観した魯山人近作鉢の会（昭和１１年３月７日～８日開催 於：星岡茶寮）を特集した月刊星岡の第６６号（３月４月合併号）です。茶寮の案内図も挟み込まれています。

巻頭に自作品２点のカラー写真（伊賀釉鉢、絵御本鉢）を厚紙に張り込んで紹介。他にも本文で作品のモノクロ写真を掲載しています。内容は、「魯山人氏のやきもの」（田邊孝次）、「陶器と日常生活」（別府哲二郎）、「北大路氏と私　並に氏の作品に就て」（児島嘉助）、「北大路さんとはどんな人？」（上山勘太郎）、「人間としての 魯山人氏」（喜久乃家主人）、「魯山人氏の作陶」（阪田作治郎）、「有り余る力の一端」（山中定次郎）、「食道楽家が作る陶器」（山本為三郎）、「我が魯山人観」（小林一三）、「新しい茶道とやきもの」（仰木敬一郎）、「窯開けの日　山中定次郎翁を迎へて」（柾木生）、「今年のお花見は星岡茶寮へ」、「銀茶寮御手軽料理開始」など、興味深い記事が並びます。

19.3ｃｍ×26.7ｃｍ、全56ページ（表紙含む）。

全体に年代相応の汚れや痛み、折れ、破れが見られます。特に背の下が傷んでいますが、落丁や書き込みはありません。表紙や写真台紙に染みや焼けもあります。魯山人の研究書としては真っ先に上げられる月刊「星岡」ですが、特集記事や、魯山人が星岡茶寮を追放される直前の出版でもあり、たいへん貴重な書籍かと存じます。

即決価格\3,500です。配送料は出品者の負担で、ゆうパケットポスト（匿名配送・追跡あり）にてポスト投函のお届けとなります。

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