キンポウゲ科 耐寒性多年草(つる性・冬季落葉種)
学 名 : Clematis 'Princess Kate'
系 統 : テキセンシス系(新枝咲き・強剪定タイプ)
作出者 : J van Zoest BV(オランダ)2003年作出 2011年発表
花 期 : 6~9月
花 径 : 4~6cm前後
樹 高 : 3~4m前後(伸びる範囲・剪定で調整可能)
耐寒性 : 強い(-15℃~-25℃ ※環境差がある)
耐暑性 : 普通(暖地では夏に風とおし、水はけ良く)
日 照 : ツル上は日向、株元はやや半日陰が理想
テキセンシス系の新花
花弁の厚いチューリップ咲きで、ツボミが赤紫、開花すると内側が白のとても魅力的な花色
よくツルが伸びたくさんの花を咲かせて実に見事
花後の強剪定で繰り返し長く咲く
新枝咲きで冬は2節ほど残して強剪定する
内弁が白で、とても美しい新花。
英国王室にちなんだ名前のクレマチスはプリンセスダイアナやプリンスチャールズなど、人気が高く、とても優れた銘品ばかりですが、本種もそれに劣らず素晴らしい品種です。
この系統は「花つき抜群」「性質強健」「花期が長い四季咲き」「強剪定が可能な新枝咲き」と好条件が揃っており、しかも本種は花型美しく、花色が珍しい。
非の打ちどころのないクレマチス。次世代の銘花です。
このような優れた品種ですから、当然、世界的に人気が高く、入手が困難な状況です。
◆生育の様子と剪定方法
地中から伸びた枝に6~7月にかけて花を咲かせ、花殻を摘むと側枝からも咲かせる。
花後は地面から1、2節のところで強剪定することで、うどん粉病などを回避し、秋にまた花を咲かせる。
生育旺盛なので、こまめに誘引をすることで姿よく生育させることが出来る。
落葉し、休眠期に入りましたら伸びた枝からは芽が出ないのでもう一度地面から1、2節のところで強剪定して越冬します。
※地面のギリギリから切っても大丈夫ですが、掘り起こしてしまったり、踏まない為にも目印に1、2節残しておきましょう。