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御存知!名手Danny Gottlieb、Jay Anderson参加 ピアノ・トリオの名盤 名手Warren Bernhardt 大傑作「Ain't Life Grand」 国内仕様盤 中古でございます。
非常に状態の良い中古でございますが、盤面に若干の瑕(クリーニング済。再生に問題なし)、帯に折れ傷み、解説に経年の劣化と爪痕がございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い、Warren Bernhardt(P、Mike Mainieri、Steps Ahead、Kenny Burell、Pat Martino、Steely Dan再結成時ツアーメンバー、Art Garfunkel他)、Danny Gottlieb(Ds、ex- Pat Metheny Group、Elements他)、
Jay Anderson(B、秋吉敏子、Michael Brecker、タイガー大越、Mike Stern、Bob Mintzer他)となります。
1990年4月19~20日アメリカ・ニューヨーク”Clinton Recording Studio”での制作となります。
尚、スタジオライヴ形式による録音の模様でございます。
かのMike Mainieri's White ElephantにかのBrecker兄弟やSteve Gadd、Tony Levin等と共に在籍。アメリカ(ニューヨーク)ジャズ/フュージョン界の歴史的ミュージシャン兼生き証人という感のあるWarren Bernhardtでございます。
但し、Mike Mainieriと共にKenny Burell等の歴史的ジャズ・ミュージシャンと関わるという経歴を持つ、がミソでございます(また、ジャズ初のフル・ディジタル録音/CDリリースという興味深い経歴も...........................)。
演奏・音楽性共に明らかに(繋がりがあった)Bill Evansの影響が見られるWarren Bernhardtでございますが、Bill Evansの様に”闇”を感じさせない事がミソ。
非常にメロディアス、尚且つ抒情的でエモーショナルでございますが、非常に上品で良い明るさと暖かみのある非常に美しい演奏・音楽性。
ピアノのタッチも非常に繊細、泥臭さが非常に薄いものでございます。上品ではございますが(相反して)気取った感がなく非常に人懐っこい感のある演奏が聴かれます。
かのMichel LeglandやVince Guaraldiを彷彿とさせる繊細さや音楽性でもございます。
経歴もあって電子楽器のイメージが強いミュージシャンでございますが、基礎はピアノ。そのあり方がWarren Bernhardtが巧みに操る電子楽器の音色やその有り方に非常な影響を与えている事が感じられるものでございます。
独特の美意識を持った感のあるWarren Bernhardtでございますが、かのSteely DanやArt Garfunkel、Simon & Garfunkelのツアーに駆り出される理由が頷けるものでございます。
またDanny Gottlieb/Jay Andersonの演奏も非常に秀悦。
両人共にエレクトリック・ジャズ系やDanny Godliebはとりわけロック系(何と!かのHR/HM系名手Joe Satrianiにも絡む)に絡む事もあり、似た感のある経歴組のWarren Bernhardtとも息の合った演奏を聴かせてくれます。
但し、繊細さと躍動感重視が今作の音楽性にある模様で、それを意識した感のある(各自のソロを含めた)演奏・アンサンブルの感がございます。
そもそも今作リリースのレコード会社”Digital Music Productions”でございますが、当時日本の”YAMAHA”のバックアップを受けていた模様で、当時最新鋭のマイク等録音機器が提供された制作でございます。
今作はディジタル録音でございますが、とても繊細で非常にアナログ感の強い音造り。非常に優れた音質となっており、ジャズ・ファンのみならずオーディオファンをも唸らせる感がございます。
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。