商品は、F-TOYS(エフトイズ コンフェクト)から2007年に発売された『JASDF2 日本の翼コレクション2』から『F-86F セイバー 第3航空団 第8飛行隊 愛知県 小牧基地(1967年~1978年)』になります。
外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットも有ります。
ベアメタル(銀色)のF-86Fは日本の翼コレクションSPで再販されましたが、再半分は垂直尾翼に2本線がプリントされており、日本の翼コレクション2のF-86Fとは所属部隊が別になってます。単純な再販にしない所が芸が細かい。
◆趣味のF-86F
朝鮮戦争当初、プロペラ機しか持たない北朝鮮に対し、ジェット戦闘機を有する連合軍は圧倒的な優勢に立ち、制空権を確保しました。
が、その後、ドイツの技術を導入し(というか技術者を拉致った)後退翼を持つソ連の新型ジェット戦闘機Mig15の前に、直線翼を持つアメリカのF-80シューティングスターやイギリスのミーティアMkⅧなどがボコボコにやられました。
後退翼を持つMig15の方が速い為、勝負にならないのです。
ので、急遽、後退翼を持つ最新鋭のF-86セイバーが投入され、800機近いミグ15を撃墜しました(やられたセイバーは76機)。
朝鮮戦争が終わり、共産圏との最前線にある日本も航空自衛隊の設立当初からF-86を供与され、その後、三菱重工業にてライセンス生産されました。日本での名称は『旭光』。
マッハ2を出せるF-104Jスターファイターに交替するまで、長い間、日本の空を守ってきた名戦闘機になります。
セイバーの名前がこれほど相応しい戦闘機も無いでしょう。
また、長い間自衛隊の主力戦闘機だった為、ゴジラなどの怪獣映画でも日本を守るために戦い・・・えーと日本を守れてません・・・ね? ゴジラには勝てね~!!!
今でも日本全国のあちこちに飾ってあるので、実機を見たり触ったりできます。
1/144なので、全長は8cm。
組立は、タイヤの組立のみです。
部品の差し替えで、タイヤを降ろした状態と、タイヤを格納した状態のどちらかを再現出来ます。
取説にはキャノピー・尾翼の取付と書いてあるのですが、最初から付いてるので、これは誤りです。
台座・デカール付き。
デカールの組み合わせで別の飛行隊の別の機体にできます。
第3航空団 第8飛行隊 867番機 愛知県 小牧基地(1967~1978年)
第8航空団 第6飛行隊 000番機 福岡県 築城基地(1978年)
第1航空団 第1飛行隊 488番機 静岡県 浜松基地(1978年)
第4航空団 第7飛行隊 756番機 宮城県 松島基地(1976年)
F-toys製なので出来が良く、モールドも精細で、銀塗装の塗りもムラなく美しいです。銀は下地を吹いて、銀を吹いて、クリアを吹かねばならにので、塗装が面倒な上に、塗装は身体に悪いので、塗ってあるのはありがたいところ。しかもうまい。