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【絶版新書】
『幸運の守り神 ルルドの聖印』
◆古びて並品
オカルトではありませんが印鑑にかかわる超常現象。
ルルドはスペインピレネー山脈にあるキリスト教聖地。
■著者：高嶋象堂 新書 210ｐ 青山書房 1984
（カバーより）
あなたはせっかく最良の運気を持つ星の下に生まれながら、
なぜ、いま一歩好転できないのか。
もしや、いまあなたが持つ身代わりの印鑑に、
虐殺された象の怨念が災いしてはいないか。
上手に幸せをつかむ人とは、
不利益なことを切り捨てることができる人のことである。
この本であなたも幸せになれる
一章 遠かなる聖地を求めて
二章 ルルドの聖水と聖石による奇跡
三章 ルルドの聖印とは
四章 今、あなたは凶相印を持っている
五章 デタラメ判子屋大繁盛
六章 人間は神を裁けない
（はじめに）
私が、現代世界に注目されているルルドの奇跡を公的調査機関等のたしかな資料と、
また、私自身が現実に目にしてきた奇跡の実際は、ここにご紹介するには多すぎるは
どの数といえましょう。
現代医学で、死を待つ以外に方法もなくなったという難病患者や、人生の窮地に追
い込まれた不運の人々が、運勢に奇跡的な好転を得たりしているこの事実を、健康に
して恵まれている人々に、それを「信じなさい」と言っても、無理な事と言えましょ
う。
しかし、現代の医学や科学の能力では、現実に起きている奇跡の証明と可能性を求
める事は、きわめて難しいことだと公的調査機関では言っています。
奇跡という言葉自体、一般社会においては、科学的・医学的な根拠と、正しい理由
付けができないということで、その事実を見て見ぬふりをしながら、知識派と思って
いる人間の逃げ口実に奇跡という言葉でベールを被せてしまいかたずけられているの
です。ですから、奇跡という言葉自体、現代の科学者や、医学者たちのように、自ら
を最高の知識人と考えている人々にとっては、誠に恰好の言葉でもありましょう。
しかし、その奇跡は、科学や医学が進歩するように急増しているから、これも不思
議なことです。昨今、世界的に有名になっておりますルルドの聖水や、聖石が生んだ
奇跡、また、フィリピン在住のルーディ・ジミネス氏の心霊手術、インドのサトヤ・
サイパパ氏の物体移動や、病気治療、それに、ソ連のエフゲニヤ・ユワシエヴナ・ダ
ウィタシヴィリさんという女性の心霊治療家を始め、中国や、南米にも、奇跡を生む
人々や場所は、この地球には数多く存在しているのであります。
さて、人間は不運による生活の落ち込みや、難病との戦いが始まったとき、誰もが
ワラにもすがる思いで、何かに救いを求める気持ちは当然の事であり、そこで、私は
本書を通じて、不運に迷える世界の多くの人々に、神の偉大なる力を、今一度知って
いただき、そして、多くの奇跡による好転を、読者のあなた自身に体験していただき
たい願望を持って、ここに書き上げたのです。
もっとも、こうしてあなた自身がこの本を手にする機会を得た事自体が、すでに神
とあなたの出合いが始まった事であり、その光明が得られようとしているのでありま
しょう。
しかし、私はここで、強く申し上げておきたい。私がここでいう神とは、宗教団体
や宗派とはまったく関係がない、ということです。私は思うのです。神に対する本当
の信仰とは、自分を取り巻く大自然と、多くの人々に対する感謝の気持ちから始まり、
自分の肉体を与えてくれた、父母とその先祖に対する感謝と敬意の表われを、日夜生
活の中で表現してゆく事が、真の信仰の心であると、考えるのです。”困った時の神
だのみ”と言って、自分に満たされないものだけを、欲求しようとする事は、本当の
信仰ではありません。
神による幸運とは、日頃の、あなた自身が強い霊力を持って、運気を向上させ、ラ
ッキーチャンスが訪れた時に、しつかりと、自分の福徳としてつかまえる事自体なの
であります。
大体において、運の悪い人というのは、優柔不断で、何でも偏見を持って物を見た
がるものです。それがたとえ自分の福徳となるものであっても、同じ事なのです。ち
ょうど宝くじを買わずに当選した人をそねみ羨やむ者と、同じでありましょう。
それが一転して、運気の強い人というものは、良策と思う事柄に対してはきわめて
慎重にして手早く、それを自らの手でつかまえているものです。
さて、財産を守り、地位を証明するあなた自身の身代りである御印章こそ、運気向
上と、好転の霊力を持つものでなければいけないのです。それが、大自然の法則と霊
魂を持つ動物の霊界を知らずして、象や水牛を虐殺しながら作った印章で、なんで運
勢が開けましょうか。
今、．あなたが持つ御印章には、殺された象や水牛の怨念がまつわり、あなたの運気
をいちじるしく後退させている事も考えられるのです。
運気を上手につかむ人にとっては、何ごとも凶相事はできるだけ遠ぎける事が大切
なのです。読者のあなたには、素晴らしい幸運をぜひともつかんで欲しいのです。偉
大なる幸運は、神力強きルルドの聖石で作られた印章のようなものでなければいけま
せん。ルルドの聖印がもたらした奇跡と実例を、ここに詳しく書きましたので、これ
を機にあなたが最良の運気で発展していただけることこそを、強く念願致したいもの
です。
高嶋象堂
（目次）
第一章 遥かなる聖地を求めて
大いなる神の力に導かれて
奇跡の町、ルルドヘ
ルルドの奇跡は人類の幸福の源
今も奇跡は目の前で起き続けている
私は奇跡が起こるのを見た
少女マリー・ベルナデッタに聖母のお告げと奇跡
生来の喘息が奇跡の泉で治った
失明した右目に二十年後光が蘇った
″ベルナデッタの奇跡″はいまも起こっている
奇跡の洞窟、マッサビエル
ルルドは世界中の人々の聖地
聖地ルルドのロザリオ大聖堂
あつい願いが数々の奇跡を招く
ルルドの聖水と聖石の科学的粥圭結果
解けない奇跡の謎、しかし、事実こそ真実
国際医学委兵舎の公式調査結果
厳正に事実だけを調査
『ルルド国際医学委員会』の報告書
第二章 ルルドの聖水と聖石による奇跡
ルルドの聖石による死病からの生還
末期ガンで苦しむ枕もとに聖母マリアさまが現われた
ルルドの霊泉がミッシユーリを死から救った
『長崎の溢』永井隆博士とルルドの奇跡
神とは何か
ルルドの聖母に祈り、奇跡は出現した
ルルド国際医学委兵舎が認めた奇跡の心鹿病完治の実例
難病から奇跡の生還をした修道女
『リーダーズ・ダイジエスト』に発表された奇跡の実例
私はルルドの聖石によって末期食道ガンから救われた
夫のやさしがこめられたルルドの聖石を握りしめて
再婚、しかし病魔が襲ってきた
悪化の一途をたどつていたガンが奇跡的に治った
危横一髪−・国際線スチュワーデスの強運
大惨事と背中合わせの職業
ルルドの聖石が私の強運を守ってくれている
奇跡を認めたがらない日本の医師たち
聖石に写った我が子の叫び
最愛の夫を交通事故で失って
ルルドの聖石が私に人生の幸福を教えてくれた
息子の命を救ってくれたルルドの聖石
ルルドの聖石をお守りにしている日本財界の大物
ルルドの聖石は生涯のお守り
半身不随の脳血栓が聖水と聖石で消えた
第三章 ルルドの聖印とは
印鑑はあなたの身代わり
人生とは自らの手で切り拓くもの
印鑑を笑うものは、印鑑に泣く
奇捗をもたらすルルドの聖石を入れた印章
ルルドの聖石はあなたの守り神
高嶋象堂自ら入魂生定するルルドの聖印
目にあまる営利目的だけでつくられる印鑑の横行
ルルドの聖印は開運・福徳の印錐
ルルドの聖印こそ二十一世紀の印生だ
真の神のカが宿るルルドの聖石入り印鑑
印章の価値は価格ではない
本質を見きわめられない心の狭さ
聖印こそ神の衝心にかなう印鑑
ニセモノの″ルルドの聖印″
″聖印″とは名ばかりのニセモノにご注意を
守り神聖印こそあなたの伴侶である
運気を開く守護霊の偉大なカ
第四章 今、あなたは凶相印を持っている
殺された象の怨念があなたの印章に
怨念の宿る印鑑は、人生の大きな損失
印鑑と悪霊
間違った印鑑でつぎつぎ不幸が
あなたの印鑑にも悪霊がとり付いていませんか
三文印は凶相印ではない
″三文印は凶相印″はつくられた俗説
絵柄入りは浮気相の印銭ではない
首をかしげたくなる現代の印相学
許されない野生動物の密猟・虐殺放認の日本
自分本位の国民性と見て見ぬふりの行政機構
野生動物の保護に早急な対策を
第五章 デタラメ判子屋大繁盛
守り神印章は正しい銭定でなければいけない
印相の盤定基準はひとつ
印材の吉凶
デタラメ判子屋の勝手な理屈
野生動物の怨霊がのり移った印材こそ″凶″
開運も根拠がなければ夜店のオモチヤ
ルルドの聖印で本当の幸せを
不要の印章にも霊魂あり
印章にも供養が必要
他人の不幸につけ込む印章販売
奇跡の事実は決して否定できない
真理を見きわめる目が運気を上昇させる
インチキ占い師と霊媒塵たち
金儲け第一主義の悪霊産業に群がる亡者
第六章 人間は神を裁けない
ルルドの奇跡とその証明
偉大なる奇跡の聖地−ルルド
奇跡を自分で確認せず拒否する医師たち
「奇跡は起こる」 ルルド国際医学委員会の公式発表
奇跡という言葉は、人間の未知に対する逃げ口実か
真実にたち向かう勇気を
神さま不在、井の信仰なき宗教団体
神とともにある生に感謝する心
ルルドヘの巡礼ツアー
ひとりでも多くの人々の幸せを祈って
（おわりに）
私は奇跡を実際に見、そして確認しました。公式文書も手に入れることができまし
た。
この本を好奇心で読んでもよし、そんな馬鹿なことが、と否定的に雷をめくっても
いっこうにかまいません。
しかし、現代の医学からも見放された難病患者が、完治したという事実だけは否定
できません。もし、私が不幸にして医者から手の施しようのない病気だと宣告され、
運勢も著しく悪化し、どうしようもない人生の閉塞状況に置かれたとしたら、私は迷
わずしかも真剣にこのルルドの奇跡におすがりするでしょう。
”運勢は与えられるものではなく、自ら切り拓くことが肝要なり〃とは私があらゆる
本に書きそして講演で、つねづね訴えてきた言葉です。
この世の中では、”優柔不断にして幸せなし”という言葉のごとく、決断しない人
間に幸せは訪れないのです。
それが奇跡であろうと、なかろうと、よいと思ったら素直に受け入れ、速やかに実
行に移すことが福徳をつかむ手段でありましょう0
逆に悪いと判断したら手際よく切り捨てることです0運気の弱いひとは必ず自分の
足を引っ張ります。良き友を選び、そして運気強く、気迫あるひとと協力し、自分を
大きく育てるのが処世術というものです。
本書を書き上げて、私はこの世の中にはまだまだ計り知れぬ大きな宇宙があること
を改めて感じています。
『幸せの守り神ルルドの聖印」本著作成に当たり、特に御協力いただきました、ル
ルド国際医学委員会の諸先生はじめ、フランスやイタリアの関係当局の皆様方に、心
から厚く御礼申し上げると共に、この本がひとりでも多くの方々に読まれ、人間窮地
に立たされた時の救いの手となり、光となるよう心から祈願し、読者の皆様方の、福
徳の運をお祈り致します。
一九八四年七月吉日
■状態：たいへん古びています。
（カバー）
退色と多少のスレ感があります。背下に小じわ。
表紙側折り返しが折れています。
（本紙）
本紙は経時変化で全ページ焼けています。
上のこぐちに斑点状のしみが13個ほど出ています。
他に目立った傷み、破れ、しわ、折れはありませんが良品をお望みの方には向きません。
読書用と割り切れる方に。
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こちらから。
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