第二期ハードロック化極初期の貴重なライヴ音源ハーフオフィシャル盤「Live in Amsterdam 1969」、準正規盤「Scandinavian Night」日本独自リマスター紙ジャケット仕様二枚組限定盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃いの第二期。
Ritchie Blackmore(G、後にRainbow、Blackmore's Night)、故Jon Lord(Key、後にPaice,Ashton & Lord、Whitesnake他)、
Ian Gillan(Vo、後にIan Gillan Band、Gillan、Black Sabbath)、Roger Glover(B、後にプロデューサー業にてRupert Hine、Spancer Davis Group、Rory Gallagher等手掛ける、その後にRainbow) 、
Ian Paice(Ds、後にPaice,Ashton & Lord、Whitesnake、Gary Moore Band)となります。
前者は1969年8月24日オランダ・アムステルダム”Paradiso”公演、同公演/同年8月22日ブリッツェン公演/同年10月11日エッセン公演からの編集(一曲のみ)、
1970年6月2日ドイツ・ハンブルグ”Musichalle”公演(一曲のみ)となります。
「In Rock」制作前のライブ音源で放送用音源を基としノイズ処理等を行っており、音質もこの録音時代では非常に良いものでございます。
後に「Speed King」と改訂される「Kneel and Pray」や試用版「Child in time」を演奏しており、制作に向けてのウォームアップツアーでの録音の模様。
またBBCにその時期のアレンジ・ヴァージョンがスタジオライヴとして録音が残されている記録がございますが、マスターテープが既に失われており、非常に貴重で興味深い音源となっております。
第一期楽曲の「Wring that neck」等では、Jon Lordとの取引でアルバムの音楽性の主導権を握ったRitchie Blackmoreが「In Rock」制作に向けて野心溢れる演奏を繰り広げており、非常な聴きものとなっております。
後者は1970年11月12日スウェーデン・ストックホルム”Stockholm Concert Hall”での実況録音となります。
そもそもスウェーデン国営放送でのラジオ放送用に機材車で公式にマルチトラック録音が成されたものでございます。
更には今作では日本独自のK2HD MASTERINGが施されており、よりアナログな感覚のある非常に良心的な音質となっております。
「In Rock」リリース後のライブで八十年代に公式発売されておりますが、かのRoger Glover曰くは「Bootleg」との事。
されど、きちんとしたマルチトラックで録音されており、前者よりは明らかに音質が良いものでございます。
リリース後極初期という事があり未だツアーの予算が非常に乏しいもので、かなり移動等に苦労していた模様でございます。
されどハードロック化第一弾新作「In Rock」の出来に(聴衆の反応含め)大きな手応えを感じたバンドがRitchie Blackmoreのみならず、成功の確信と野心に燃えて演奏に打ち込む姿が感じられます。
「In Rock」前夜、そして「In Rock」リリース直後という正に歴史ドキュメントライブ盤。
「In Rock」を経て何が変わったのか?非常に興味深いものであると存じます。
この機会に是非。
注:配送方法は変更の場合がございます。宜しくお願い致します。