全10曲のうち5曲目と8曲目が少しファンクっぽいナンバーですが、その他の8曲は全て王道のAORの流れを汲むナンバーと言ってしまってよいでしょう。1曲目の「TO FIND A WAY」から始まり、4曲目の「NO MO'DOWNS AND BLUES」あたりまでの流れはまさに80年代にレイド・バックしたかのようなアダルト・コンテンポラリー・ナンバーばかりです(3曲目のケニーG風のインスト「WISH YOU WERE HERE」がやや異色といえば異色ですが)。さらには最もハワイ的なアイランド・ブリーズを感じさせる7曲目の「JUST LIKE OL' TIMES」なども気持ちがいい。AOR好きの方なら文句なくオススメの一枚です。ジャケットは国内盤オリジナル・デザインでの制作です。