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[完成品] 1/48スケール  タミヤ製  日本海軍  水上戦闘機『強風』11型   川西航空機製   塗装：大津海軍航空隊   模型サイズ ： 全幅 ： 250mm  全長 ： 221mm  全高 ： 99mm（移動台車を含まず）   タミヤ製のキットを製作、塗装しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体上面は川西系海軍暗緑色、下面は海軍明灰白色、機体内部は川西系機体内部色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色、スピンナーはシルバーです。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。キャノピー中央の可動部は接着していませんので開、閉を選択してディスプレイ出来ます。本機は素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合については画像にて確認願います。尚、非常にデリケートな商品ですので、発送に際しては細心の注意を払って梱包し発送致しますが、輸送途中で部品が脱落したり、折れたりする事もあるかも知れません。出来れば接着等、簡単な補修が可能な方の入札をお願いします。  ［水上戦闘機『強風』11型について］  『強風』は水上機を生産してきた川西航空機が開発した初の水上戦闘機、15試水上戦闘機です。開戦直後の飛行場が完成する前の制空権確保に近くの河口や湾から発進する水上戦闘機でした。しかし急激な世界情勢の悪化で開戦までに完成が間に合わなくなると予測した海軍は『零式艦上戦闘機』を水上機に改造して繋ぎ的に開発したのが『二式水上戦闘機』で、それは予想を超える傑作水上戦闘機となった。その後完成した『強風』は活躍の場を失い、川西では『強風』を陸上機に設計変更し、同時に発動機を強力な『誉』に載せ替え陸上戦闘機に設計変更したのが『紫電』でした。その後、大幅に設計変更し性能向上を図ったのが『紫電』の改良型、『紫電改』でした。『強風』、『紫電』、『紫電改』には自動空戦フラップが装備され高速戦闘機なのに空戦時の運動性能は抜群でした。また『強風』には大出力を得るため爆撃機用大型発動機、三菱『火星』が搭載されていました。そのため独特の太い胴体の形状になっています。『強風』は運動性能や速度は『二式水上戦闘機』よりも優っていたと言われますが、緒戦での活躍の場を失った『強風』は比較的じみな活動でしたが終戦まで本土ばかりでなく、外地でも活動していました。