
浮遊珪藻 キートセラス・グラシリス(Chaetoceros gracilis)培養株
— 淡水二枚貝・ウニ・ワムシ・アルテミア用 高栄養生餌 —
淡水二枚貝の飼育では、人工餌や乾燥飼料が主流でした。
しかし、近年ではキートセラス・グラシリス(Chaetoceros gracilis)**を、安定的に培養できるようになりました。
キートセラスは**海産浮遊性珪藻(けいそう)**の一種で、微細ながら非常に高い栄養価をもち、ヤマハやヤンマーさんなどが海産物用に培養されています。
その他、
淡水二枚貝(ドブガイ、カラスガイ・イシガイ類など)の主食、ウニやヒトデなど棘皮動物の幼生の餌、淡水ワムシ・アルテミアの栄養補助餌
として幅広く利用されています。
珪藻特有の高EPA(エイコサペンタエン酸)含量により、人工餌では得られない自然由来のバランス栄養を供給します。
当方では、数年前よりタナゴ繁殖用の二枚貝に使用し、
二枚貝の通年飼育、複数年のタナゴ繁殖利用に成功しています。
商品内容
キートセラス・グラシリス培養液(生体入り)
容量:250mL(貝5個でおよそ50日分)
状態:生きた培養株
細胞密度の目安
良好な培養条件下では、以下のような細胞数が報告されています。
文献値:約 3.1 × 10 cells/mL(1 mLあたり約310万個)
別報告:培養3日後に 2.2 × 10 cells/mL 到達
低栄養条件下でも 10 cells/mL 程度で安定維持が可能
したがって、本培養株もおおよそ 1〜3 × 10 cells/mL(100 mLあたり 1〜3 × 10 cells)を目安として出荷しています。
※光量・温度・栄養塩濃度により細胞数は変動します。
与え方・飼育・培養のポイント
・ 正解は誰にもわからないため、目安となりますが、当方では貝一個に1日1回1mlを与えています。
弱めのエアレーションで撹拌(気泡が細かくなる程度)または、毎日数回振る。
光:拡散光下で十分な明るさを保つ(直射日光は避ける)
温度:20〜25 ℃が最も安定
30℃以上で死滅するおそれがあります。
栄養塩:シリカ・窒素・リン・鉄を含む培地を使用
適度な希釈と定期的な光照射で長期維持が可能
こんな方におすすめ
二枚貝・ウニなどを自然食で健全に育てたい方
ワムシ・アルテミアの栄養強化飼料をお探しの方
ゆうパケットでお送り致します。
3つまで同梱可能です。
4つから2口目になります。
ポスト投函です。
30℃以上になりそうな日は発送しません。
到着時完全に水が腐っているなどの異常がありましたらご連絡ください。対応させて頂きます。
*注意事項*
あくまで素人の直培養ですので、多種の混入もあり、培養密度も、その都度バラバラです。(なるべく濃くなっているものをお送りします)
また培養液には海水、メタケイ酸ナトリウム、その他培養液が含まれています。当方では年単位で沢山与えていて、魚、貝共にすこぶる元気ですが、、ご使用になって何かしらの影響がありましても、一切責任は取れませんのでご了承くださいませ。