
【特集】 日本のロック・アルバム・ベスト100(80年代篇)
日本が高度消費社会化した80年代、日本の音楽シーンは大きなうねりを見せます。ウォークマンの登場と共にリスナー一人一人の音楽との付き合い方は大きく変化し、聞く音楽が個人のアイデンティティの支えとなったり、他人や他の「集団」との「差異化」の基盤となったりするような新しい時代状況の中、70年代からの動きをより洗練した密度の高いシティ・ポップが作られる一方、ニュー・ウェイヴやテクノの動きに刺激されたトンがったサウンドが、インディ・レーベルからも次々と届けられるようにもなりました。また、人脈的にもサウンド的にも「周辺」との線引きが難しくなっていったのも特徴的です。そんな80~89 年の10年間に生まれた日本のロックのベスト・アルバムをランキングで決定してみようという、またまた大胆すぎる試みです。
【特集】鈴木祥子
インタヴュー~初の提供曲集『鈴木祥子作品集 Vol.1(1989-2009)』への思いを語る(杉原徹彦)
【特集】フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ
いよいよ“本格的なリイシュー”が始まった、70年代ソウルの名門レーベル(林剛)
フィリー・ソウル紙ジャケット・コレクション(安斎明定、出田圭、新田晋平、林剛、吉田明裕)
オーティス・レディング
66年に収録されたウィスキー・ア・ゴー・ゴーでのライヴ盤が、多数の未発表音源を加えリニューアル発売(平野孝則)
レインコーツ
インタヴュー~カート・コベインも大ファンだったどこまでも自然体な女性ニュー・ウェイヴ・バンド(大鷹俊一)
渡辺香津美
インタヴュー~東京ジャズ2010でスペシャルなプロジェクトを披露するデビュー40周年目のギタリスト(近藤正義)
フリクション
日本が誇る異色ロック・ユニットの、集大成的な性格も併せ持ったライヴ2枚組(石川真一)
クールスRC
横山剣の参加でオリジナル曲の幅が広がった80年代/ポリスター・レーベルの集大成ボックス(小川真一)
『京都フォーク・デイズ』
KBS京都の開局60周年記念で編まれたフォークルの発掘ライヴも含む4枚組編集盤(こまつよしはる)
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