SONY ソニー TA-F222ESA ESシリーズGシャーシー プリメインアンプ
無振動・無共振設計を追及するため、シャーシ構造にGシャーシを採用しています。
この素材は金属に比べて内部損失が大きく、優れた振動減衰特性を持ち、
さらに強度が高く高精度な加工も可能という特長を持っています。
また、非磁性・非金属性というメリットから、トランスやコンデンサーなどの磁界で
誘発される電磁歪や渦電流発生が無く、音質劣化の減少にも成功しています。
ESアンプでは、Gシャーシをベースに、各パーツの実装時に一段と剛性化する構造を採用しています。
また、オーディオ回路のプリント基板やパワートランスなどの主要パーツはGシャーシに直付けして
強固に固定しています。
さらに、フロントシャーシ、端子パネル、ケースをGシャーシの上の要所要所に連結アングルを入れて
相互に補強し合うように取り付けてあります。
これにより強固なシャーシ構造を実現し、不要振動による音質劣化を低減しています。
ヒートシンクには、アルミダイキャスト製両面フィン型を採用しています。
電源部にはS.T.D.電源(Spontaneous Twin Drive)を採用しています。
この電源回路では、パワーアンプ部への整流回路をAクラス段用とパワー段用に分離しており、
Aクラス段とパワー段の干渉を抑える事で音質改善を図っています。
パワーアンプ部には、出力段のスイッチング歪やクロスオーバー歪を広帯域にわたり大幅に減らす
S.L.L.(スーパーレガートリニア)方式を採用しています。
ローノイズFETを使用したイコライザーアンプを搭載しています。
トーンコントロール回路などをバイパスし、余計な回路を通さずに直接入力できる
ソースダイレクトスイッチを搭載しています。
また、インプットセレクターを経由せずに最短経路での接続が可能なダイレクトIN端子を搭載しています。
サイズ 幅430×高さ150×奥行375mm
重量 14.0kg
各入力音出し確認とフォノ入力もMMカートリッジ接続で確認しております。
ボリューム調整等ガリもありませんでした。
試聴の印象は、カッチリした見通しの良い音で力強く輪郭もはっきりした印象です。
物量機らしい、大型電源、大容量コンデンサ、肉厚ヒートシンク、Gシャーシーと
今時のプリメインアンプでは味わえないかと思います。
外観は、多少の使用感、経年感はみられますが古い物のわりにはキレイなモノと思います。
ただ天井側面に微妙なキズが多数みられますし、フロントパネル上部に点キズあります。
それぞれ画像でご確認ください。(わかりやすいように撮影したつもりです)
追加説明としては、当店で分解清掃とメンテナンス作業をしておりますので、気持ちよくお使いいただけると思います。
今回は分解基盤点検、ハンダクラック点検修正と、リレー清掃、セレクター清掃、ボリューム清掃をしております。
ただ新しい部品に交換等しているわけではないので、完璧を求められる方は入札をご遠慮ください。
プリメインアンプ本体以外に画像背景に写りこんでいる物は付属しません。
古いものとなりますのでトラブル防止のため、ノークレーム、ノーリターンで
ご理解いただける方のみご入札よろしくお願いします。
梱包にはリサイクルのダンボール、プチプチ等使用しますのでご了承ください。 (888)