拍卖号：l1211856697

开始时间：12/10/2025 11:37:26

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直径32.4cm、5.7cm、重さ1817g
古九谷中期の輪花芙蓉手の大皿です。
八角形に縁取りをした「輪花手」であり、更に境界はエンボスが施され、手の込んだ作りとなっています。
青手に僅かな朱が活かしてますね！
龍の表現に使われている黒（鉄絵具）が、非常に重厚で深みがあり、かつ滲みが自然です。
緑釉、黄釉、紫釉もすべて、17世紀中期特有のやや沈んだ発色を示しており、後世の化学顔料とは明確に異なります。
黄色釉の細かな色ムラ、緑釉の薄い部分で見える濃淡など、本歌古九谷に固有の「自然な発色の揺らぎ」が見られます。

裏印「口に異体字の『景』」は、実際に本歌古九谷双美人図目などに使われた銘印と一致して、何れも名品と名高いものです。（写真10枚目）

詳細写真で分かる通り虹彩（ラスター）が魅力の一つとなっています！
構図も十字架構成で、隠れキリシタンを意識した前田藩の特注品なのでしょうか

小さな欠けや入もございます。画素にてご確認下さい！

参考）ボストン美術館所蔵「色絵龍文大皿」
(Boston Museum of Fine Arts)
江戸時代初期（1650～1670年頃）
直径：約32cm
描き方がよく似た龍が中心に躍動的に描かれ、緑、黄、紫、黒の典型的な古
九谷四彩で背景に宝珠と雲。
高台裏には本作同様の古九谷特有の簡素な筆致による草花文様あり。