
ご覧いただきありがとうございます。
レトロチョコレートのウェブサイト
『20年前のチョコレートのメニュー』の管理・運営をしています。ひろと申します。
終活の一環として、
長年収集してきたパッケージコレクション約5,000点を、
次世代のコレクターさまのお手元に届けるため、順次出品してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
【商品】
森永クーペチョコレートのパッケージ 1個
チョコレートはありません。
パッケージのみの出品です。
【発売年】
1968年(昭和43年)
【コンディション】
表面印刷は明瞭です。
形状は側面に潰れた跡があります。
【説明など】
森永製菓が1968年に発売した「クーペチョコレート」は、赤と白のツートンカラーが印象的なスマートなパッケージと、12粒のナッツクリーム入りチョコを整然と並べた上質な仕立てで知られます。
上部のつまみを軽く押し上げると、箱全体が上向きに開く“ワンタッチパック”構造。
その開閉動作はまるでスポーツカーのガルウィングドアのように、メカニカルで優雅です。
発売された1968年という年、日本ではいすゞ117クーペがデビューを飾りました。
ジウジアーロが描いた流麗なボディラインは、「クーペ」という言葉に“芸術的な美”と“都会の洗練”を与え、若者の憧れの象徴となりました。
同時期にはトヨタ2000GTやマツダ・コスモスポーツが登場し、リトラクタブル式ヘッドライトが注目を集めていた時代。
ライトが静かに持ち上がるその仕草は、“開く”という動作にロマンとテクノロジーを見出していた60年代の感性を象徴していました。
「クーペチョコレート」もまた、その空気の中にありました。
一方向に上へ開く構造は、ガルウィングやリトラクタブルヘッドライトと同じく、
開く瞬間に未来を感じるデザインとして設計されていたのです。
指先で軽く持ち上げれば、そこに12粒のチョコレートが静かに顔を出す――
その一瞬の“体験”こそが、昭和のモダンデザインが目指した機能美の結晶でした。
赤と白の配色はスピードと情熱の象徴。
製品名「クーペ」には、単なる車名以上に、“若さ・スマートさ・未来への憧れ”という時代のキーワードが込められています。
パッケージの現存数が限りなく少ない、静かに輝く昭和の高級チョコレートです。
希少な昭和レトロチョコレートのオリジナルパッケージ。外観はそのままなので、ヴィンテージとしての価値を損なわず、当時のデザインを堪能できます。
【送料】
出品者負担(落札者様に追加料金は発生しません)
補足:落札後に送料が予想以上にかかると感じられる方が多いようでしたので、送料はすべて出品者が負担いたします。安心してご入札ください。
【発送方法】
匿名配送(ゆうパケット)
【梱包について】
水濡れ防止・折れ防止を徹底して梱包します。
【取引に関するお願い】
大切に保管して参りましたが、経年による劣化や折れ、擦れ、ムシレなどがあります。
ノークレームノーリターンをご了承の上で入札をお願い致します。
【出品にあたっての思い】
チョコレートパッケージを大切に保存していただける方にお譲りしたいと思います。
【宣伝】
コレクションの一部は、神戸のフェリシモチョコレートパッケージミュージアムに寄託保存しています。ここは数年前にできた博物館で、日本で唯一のチョコレートパッケージ専門の博物館です。こちらの方にお越しの際は、是非ともご来場いただきたくお願いいたします。