前2作のスタジオ・アルバムでは、ダークな領域にも踏み込み、サウンド的にもエレクトリック・ギターを掘り下げていたが、今作は全編をアコースティック・ギターで書き上げ、豪華でありながらも飾り気のない素朴さを残して楽曲に命が吹き込まれている。プロデューサーは、ジャック史上最大のヒット作となった『In Between Dreams』も手掛けたはマリオ・カルダートJR.がつとめている。(ベン・ハーパーもゲスト参加!)まさに、原点回帰ともいえるアコースティック・サウンドを基調としたジャックならではの作品に仕上がっている。