
自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏
今だから明かせる『噂の真相』クレーム史
メディア界に伝説をつくった『噂の真相』の岡留安則が、クレーム対応の心得を説く!
休刊から2年、今だから明かせる『噂の真相』の抗議・トラブルの事情史。これを読めば、あなたのトラブルシューティング偏差値がグングン上がる!
伝説のスキャンダル・ジャーナリズム雑誌『噂の真相』。同誌は、満身創痍と形容するくらいトラブルや抗議の事例に事欠かなかった。その編集発行人として、内容証明や配達証明の通知、民事・刑事告訴を受け続けた著者によるトラブルシューティング術。当時の舞台裏エピソードを織り交ぜながら、クレーム対応の心得とテクニックを伝授する。読み方によっては、もう一つの『噂の真相』25年のトラブル裏面史でもある。
第1章 『噂の眞相』人間ドラマ裏面史篇(最初の抗議電話一本の対応からすべての「人間ドラマ」が始まる!;「編集長を出せ!」という抗議には権威主義の発想が圧倒的に多い! ほか)
第2章 誌面で批判した有名人たちの反撃篇(沈黙を守りながら満を持した林真理子の興味深い「最後っ屁」のやり方;人気コラムニスト・中野翠のユーモア溢れる抗議とその後の絶縁のきっかけ ほか)
第3章 読者・取材者・警察とのトラブル篇(一風変わった『噂眞』読者が引き起こした面白トラブル劇;病んで妄想を募らせた女性読者たちのハプニング的行動の数々 ほか)
第4章 東京地検から大物政治家まで全面闘争篇(「和久・西川」のふたつの記事に対して東京地検特捜部が異例の併合起訴!;東京地検特捜部の権力乱用に対抗した『噂の眞相』の互角の闘いの軌跡 ほか)
第5章 右翼の総攻撃で学んだ究極のクレーム対応篇(マスコミ業界内の「噂眞」協力者との馴れ合いを排した付き合いの重要性;かつては蜜月関係にあった協力者の有名夕刊紙記者となぜ決別したのか ほか)
レビューより
部数も伸び、知名度も高まり、銀座通い、BMWに乗って、時計はブルガリなど公言しすぎて、景気がいいと思われたせいなのか、1999年の春くらいからは、編集部やスタッフへの電話による抗議、
直接会っての抗議ではなく、すぐに内容証明、訴状が届くようになり、「相手の話をとことん聞く」「どこに最も怒っているのか探る」、それから話し合い、時にはおわびを掲載し、さらに編集長日誌でも詫びて解決、という事が少なくなっていった。堺屋太一氏については、出席するというパーティーの予定を調べ会場で談笑、手打ちにもっていったようだが、もしかしたら、いちばん長い裁判だった和久峻三氏にも試みて、そして失敗したのかもしれないなとふと思った。
あまりにも「世界が違う」クレームの数々で、ノウハウ本としては役に立たなかったが、他出版社ではタブーで書けなかった、大御所作家の衝撃事実満載で驚いた。
右翼、ヤクザ、エセ同和から、
検察・警察などの権力機関、現役の総理大臣、
ひと癖もふた癖もある政治家まで……。
普通の人生では体験し得ない“対決”をしてきた著者が説く、必勝! トラブルシューティング術。