〔一点物〕タンカ - 八吉祥曼荼羅　アシュタマンガラ Ashtamangala[35cm x 35cm]の説明

■八吉祥曼荼羅　アシュタマンガラ Ashtamangala

チベット仏教の吉祥図（吉祥八宝 / 八吉祥 / アシュタ・マンガラ、 ????????）は、縁起の良い象徴として仏教美術や宗教儀式、仏教寺院、タンカ（仏画）、マンダラなどに描かれる神聖なシンボルのセットです。

八吉祥のシンボル:
宝傘（ほうさん、 Chatra） - 仏法の保護と庇護
金魚（きんぎょ、 Suvarnamatsya） - 解脱と自由
法螺貝（ほらがい、 Shankha） - 仏の教えの広がり
蓮華（れんげ、 Padma） - 清らかさと悟り
勝利の幢（しょうりのとう、 Dhvaja） - 仏法の勝利
無限結（むげんけつ、 Shrivatsa） - 因果のつながりと智慧
法輪（ほうりん、 Dharmachakra） - 仏法の教え
宝壺（ほうこ、 Kalasha） - 豊かさと長寿

これらのシンボルは、仏教の教えや修行者の精神的進歩を象徴し、寺院や儀式、タンカ、マンダラ、仏像の装飾、布製の掛け物、家具などに広く用いられます。特に、仏陀や菩薩像の下部や台座、マンダラの中心や周囲によく描かれます。

また、チベット仏教では結婚式、開眼供養、供養法要などの吉祥な儀式の場でも八吉祥が飾られ、祝福と守護の意味を持っています。

■タンカとは

タンカとはチベット仏教の教えを目に見える形にすることでその教えを理解しやすくすることを助けるもの、そしてチベット僧の重要な行いの一つの「瞑想」の手助けをするものです。

タンカの図柄には色々なものがありますが、代表的なものにはチベットの高僧であるミラレパを描いたものや、千手観音などの神様を描いたもの、そしてヤントラやマンダラと呼ばれる図形を描いたものがあります。

私たち日本人にとってはマンダラなどの図形を書いたものが人気ですが、本場ネパールやチベットでは神様を描いたものが人気なようです。