試聴環境
第1オーディオルーム
鉄筋コンクリート集合住宅12畳リビングルーム+背面6畳キッチン 天井高3,5m 真南向
試聴オーデイオ装置
カートリッジ &昇圧トランス
LUMIERE ONE ステレオ + HalBachモノラル + NEUMANN DZT型モノラルカートリッジ
NEUMANN BV-33 オリジナル赤バンド
プレーヤー
ガラード301 グリス軸受け オンライフリサーチ DV-501 + 楢材集成材ボード
フォノイコプリ
フォノフィルム プレイバックプリアンプ改フォノイコライザ6種選択機能付
パワーアンプ
フォノフィルム プレイバック モニターパワーアンプ オリジナル(EL84PP)全JSトランス
スピーカー Heli Radio製 K20E 、K20S、Ksp215 アルニコMg 8inchフルレンジユニット
RCA 16cmフルレンジ MI-6、、4-A エッジレス 大型アルニコ マグネット
35Lスリットバスレフ
試聴盤の感想
20代中頃 神田 駿河台下にあった レコードサロンP (店主K氏)で
初めてオリジナル初期プレスを目にして 重たい かび臭い SP盤にも似た LP初期プレス
シュタルケル バッハ 無伴奏チェロ組曲 1番 ペリオド盤、 G,グールド バッハ ゴールドベルク変奏曲 米Columbia盤
を手にして 帰宅 直ぐに 針を落とし 何という 力強く 太い再生音 音が押し寄せてきました
フォノイコはRIAAでしたが それでも 頼りない薄手の LP盤 からは聴こえてこない 新鮮な音楽でした
その後は 英国盤 ヨーロッパ盤の初期プレスに すっかり虜になっています
40数年前の出来事
大量に購入した中に クララハスキル&グルミオー の初期プレスも 多く含まれていて
L,V.ベートーベンの曲は 諄く 中々終わらないので 好んでは聴かないのですが
クロイツェル ソナタ と G.、グールド ピアノ演奏 交響曲 5番 運命 、 ピアノ ソナタ OP106 ハンマークラヴィーア
は良い演奏だなーーー
と今も 良く聴きます
L,V.ベートーベン クロイツェル ソナタ
クララハスキル&グルミオー
オリジナル初期プレスだけの事はあります 2ndプレスも聴きましたが
フィリップス オリジナル ABL 3226 で聴くと
ピアノが 羊と鋼の森 で出来ていることが良く解る 響きが良く
しっかり芯の詰まった密度の高い再生音です
フォノイコライザーは AES です
オペラ フィガロの結婚
ウィーフィル カールベーム
S.ユリナッチ、R,シュトライヒ、W,ベリー、、、、、
録音当時の フルキャスト? 好きなオペラ歌手総出演 です
録音会場の大きさが手に取るように解り 特に奥行感の広がりが良く出て来ます
S,ユリナッチ、R,シュトライヒ 良いですね
フィリップス盤は AES で決まり
フィガロの結婚 は劇場で観るチャンスを逃しましたが
魔笛は
初めての海外旅行が 33才の時 成田から アンカレッジ 経由 北極回り デュセルドルフ給油
ロンドン ヒースロー空港からオーストリア航空にトランジット
憧れの地 ウィーン~サルツブルグ~プラハ ~ミュンヘン~を廻り
ウィーンに戻り 国立歌劇場にて アーノンクール指揮 ウィーン歌劇場管弦楽団演奏、
ウイーン ステーツオペラ コーラスで
Mozart K622 オペラ 魔笛 を 歌劇場2階ボックス席で観劇
序曲の途中で 感激のあまり 涙が出てきました
G.、グールド ピアノ演奏
ベートーヴェン 交響曲 5番 運命
初めて聴いた時 全身が雷に打たれたように震えました
何と言う 演奏 ピアノが小さなオーケストラ を良く表現しています
グールドのモーツァルトはほぼコンプリートしているほど好きな演奏です
フォノイコライザーは RIAA⇒COL ですね
Josef Krips
Amsterdam Concertgebouw Orchestra
W,A.Mozart Symphonies集
モーツァルトの交響曲 モノラル盤 ステレオ盤 の銘作LP沢山持っていますが
一人の指揮者 一つのオーケストラ 同じ会場での録音で
これだけの完成度の高いLPは他に無いと感じます
充実した 中低音域 良く伸びて行く 高音域 ホール感が良く出て来ます
K183 K297 K385 K425 K504 K550 K551
は特に 良く聴きます
フォノイコライザーは RIAA⇒AES⇒NAB で確定
浅川マキ VII
灯ともし頃
ライブ録音会場 あけたの店
アナログ録音に拘った 浅川マキさんの LPはどれも素晴らしい再生音で聴ける
カートリッジが変わり 昇圧トランスが変わり フォノイコプリが変わり パワーアンプが変わり
スピーカーが変わる程に 再生音に 人の関りが 一人また一人 と明確に見えてくる
元の録音、内容が良いから 当然 と言えば 当然
23才の坂本龍一さん が居た
つのだひろさん が居た
向井滋春さん が居た
ペットの近藤さん も居た
、、、、、、
これだけの一流バックメンバーでの演奏 悪い筈がない
和ジャズボーカル? 和ブルース?
フォノイコライザーは RIAA⇒NAB で正解
LPレコードに刻まれた音楽を出来る限り最良の状態で再現したく 収入の大半を叩いて
下記の様な装置も使って
英国、欧州 オーストリア チェコスロバキア ドイツ ロシア の劇場 音楽ホールに足を運び
オペラ シンフォニー 室内楽、、、を 実際に 観て 聴いて 感じた事を
目指した再生音楽の小宇宙 に反映できた50年だと思います
そして 初めて カッテイング済アセテート原盤 を試聴した時の 驚愕の再生音 に圧倒され
それ以来 モニター系の再生音を基準、標準にオーディオ装置の構築,評価を進めてきました
出品の 徹底メンテナンス済み FIGARO製 EL34PPパワーアンプ パワー アンプ の再生音は
モノラル盤は フォノイコライザーを合わせる事と 入力L,R,をプリアンプ内部で整合して
L,R,両方のスピーカーからモノラル音を流す 両モノラル再生で 録音された時代の 再生音 に
近づき 立体的なモノラル音楽を楽しみました
左右の広がり 奥行感 が 今まで以上で 充実感のある音楽に酔いしれる
体験できました
素晴らしい徹底メンテナンス済み FIGARO製 EL34PPパワーアンプ の再生音でした
若い頃に使っていて 今でも 耳, 心 に残る機器は
クラングフィルム オイロダイン2mx2m平面バッフル、
タンノイ オートグラフMG入 オリジナルBOX,
パルメコ15inchデュプレックス3Way、、、、
テレフンケンV69 F2aII PPスタジオモニターパワーアンプ、
V-44 EL84PPスタジオモニターパワーアンプ
テレフンケン V-72プレイバックプリアンプ、
EMT927、R80
DST、DST62、EMT/オルトフォン スエーデンラジオ放送局モデル、
DECCA MK-I ブラックモデル、、、
NEUMANN ディスクカッテイングフルシステム VG-1の
LV-60 EL156PP ディスクカッティングアンプ、WV-2プレイバックプリアンプ、DST、DST62
TELEFUNKEN 085 スタジオモニタースピーカーシステム、
アセテート原盤カッテイングの要 ディスクカッテイングマシーン シャフトドライブ
72多極シンクロナスモーター
オイルバス軸受け、40Kg強砲金製ターンテーブル、8㎏強アセテート盤吸着スタックプラッター
改プレーヤーシステム 総重量200Kg強
などなど ですが
とにかく 重すぎる重量 、大きすぎるサイズ 、強烈な発熱 、、、で現在のオーディオルームへの
持ち込みを
家族に猛反対され 泣く泣くダウンサイジング しましたが
鬼嫁からは 一つ一つは小さくても 数が多いと一緒 、子供のおもちゃと一緒 、
大サイズの物が無いだけまし
部屋が狭くなる 、、、、
と常々言われており
購入後 適時 適切なメンテナンスを行い使用していましたが
諸般の事情と 待ったなしの 断捨離、終活 の今
徹底メンテナンス済み FIGARO製 EL34PPパワーアンプ
真空管EL34の交換時は 袴 を持っていただき 無理のない力で 抜いてください
ガラス管部分を持って動かすと 袴 と ガラス管 の緩みの原因になります