三島由紀夫 文藝文化 昭和16年9月号~19年8月号 第4巻9号~第7巻4号(終刊号) 三島由紀夫の作品掲載 全20冊 + バルカノン 文藝文化特集号

三島由紀夫 文藝文化 昭和16年9月号~19年8月号 第4巻9号~第7巻4号(終刊号) 三島由紀夫の作品掲載 全20冊 + バルカノン 文藝文化特集号 收藏

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三島由紀夫 「文藝文化」 昭和16年9月号~19年8月号 第4巻9号~第7巻4号(終刊号) 三島由紀夫の作品掲載 全20冊 
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【検索用】棟方志功 蓮田善明 斎藤清衛

80年以上前のお品です。経年の劣化はありますが、読むのには特に問題ありません。なお、あくまでも中古品ですので、写真にない経年並のシミや汚れ等があるものとお考え下さい。見たところ致命的な程の傷や折れ、破れ、書き込みなども見当たりませんが、軽微な見落としはご容赦願います現状でのお渡しとなりますので、ご了承いただけない方や状態細部に特にこだわる方は入札をご遠慮下さい。ご自身で状態(オレ・シミ・イタミ・その他色合い等)は画像でよく御確認・納得の上でご入札ください。なお過去にヤフオク!で『文藝文化』の三島由紀夫掲載号がこれほどまとめて出品されたことは一度もありません。今後もまずないと思われますので、この機会をぜひお見逃しなく(一冊ずつ探索して購入するより、はるかに時間とお金を節約できると思います)。

(参考)『文藝文化』(ぶんげいぶんか)は、昭和(戦前から戦中期)に発行された日本浪曼派系の国文学雑誌。 1938年(昭和13年)7月、国文学者蓮田善明を編集兼名義人に清水文雄・栗山理一・池田勉の広島文理大出身者で、国文学者齋藤清衛門下の4名を同人として創刊。1944年(昭和19年)8月に終刊した。

(参考)三島由紀夫
ミシマ・ユキオ(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威(きみたけ)。1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。戦後の日本の文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、日本国外においても広く認められた作家。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(参考)当時、学習院中等科に通っていた平岡公威は文芸部に所属し、学内の『輔仁会雑誌』に詩や小説を載せ、その作品群は先輩(東文彦、坊城俊民)からも注目され、一目置かれていた存在であったが、1941年(昭和16年)7月に公威は「花ざかりの森」を書き上げ、東文彦に送って感想・評価を求めたりしていた。国語教師で、同人雑誌『文藝文化』の一員であった清水文雄は、公威から渡された「花ざかりの森」に深く感銘し、1941年(昭和16年)夏、伊豆の修善寺での『文藝文化』編集会議で同人(蓮田善明、池田勉、栗山理一)らに、その原稿を見せた。彼らは「天才」が現われたと言って雑誌掲載を一決した。雑誌掲載にあたり、当時まだ平岡公威が学習院の中学生であったことや、公威の文学活動を大反対していた父親・平岡梓の思惑などを憂慮し、清水文雄と同人たちは筆名(ペンネーム)での作品発表を提案、清水は、「今しばらく平岡公威の実名を伏せて、その成長を静かに見守っていたい― というのが、期せずして一致した同人の意向であった」と、回想している。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(参考)この雑誌で1941年(昭和16年)に、三島由紀夫(本名・平岡公威。学習院在学時で、清水文雄の指導を受けていた)は「花ざかりの森」でデビューした。「花ざかりの森」は昭和16年9月号から連載され、その号の編集後記に蓮田善明は、「『花ざかりの森』の作者は全くの年少者である。どういふ人であるかといふことは暫く秘しておきたい。それが最もいいと信ずるからである。若し強ひて知りたい人があつたら、われわれ自身の年少者といふやうなものであるとだけ答へておく。日本にもこんな年少者が生まれて来つつあることは何とも言葉に言ひやうのないよろこびであるし、日本の文学に自信のない人たちには、この事実は信じられない位の驚きともなるであらう。この年少の作者は、併し悠久な日本の歴史の請し子である。我々より歳は遙かに少いが、すでに、成熟したものの誕生である。此作者を知つてこの一篇を載せることになつたのはほんの偶然であつた。併し全く我々の中から生れたものであることを直ぐに覚つた。さういふ縁はあつたのである」と記し激賞した三島は蓮田善明から「感情教育」を受けていたと語っており、蓮田は終戦時にマレー半島のジョホールバルでピストルで上官を射殺した後、自決したが、このことは三島の自決に大きな影響を与え、自決一週間前の古林尚との対談冒頭でも語っている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(参考)清水の回想によるとペンネームの由来は、「三島」を通ってきたこと、富士山を見ての連想から「ゆき」という名前が浮かんだことが「三島由紀夫」に繋がったという。帰京した清水からペンネームを提案された公威は、一旦は本名を使うことを主張したが師の提案を受け入れて、伊藤左千夫のような万葉風の名前がよいと、「三島由紀雄」と書いた。そして、「雄」は「夫」がよいとの清水の助言を得て、「三島由紀夫」となったといわれている。なお、これまで行方不明だった三島直筆の元原稿が、2016年(平成28年)9月、熊本市の蓮田家(蓮田善明の長男・晶一の家)から発見された。冒頭の著名は「平岡公威」を2本線で消して「三島由紀夫」に書き直してあり、この他3篇(随筆「壽」11枚、「みのもの月」43枚、「世々に残さん」105枚)の原稿も同時に発見された。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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1.【商品詳細】

書名:バルカノン 第22輯 1冊
 特集:雑誌 文藝文化
 出版社:日本文学の会
 発行年:昭和42年2月 
 状態:全般的に経年ヤケや軽微な背傷みあり中古感があります

②書名:文藝文化 第4巻9~第7巻4号=終刊号 合計20冊
 著者名:三島由紀夫 他 表紙画・棟方志功
 出版社:日本文学の会
 発行年:昭和16年9月~昭和19年8月
 状態:全般的に経年ヤケや軽微な折れ跡があり中古感があります
 経年による焼けシミや文藝文化」の表紙の文字が裏写りした冊が何冊かあります(※画像参照)
 全冊、背傷みはほとんど見受けられません
 全冊、古書店値札の貼り付けや剥がし跡があるものはありません
 6巻12号(昭和18年12月号)のみ、保護用の半透明グラシン紙で全体が丁寧にカバーされています
(テープでグラシン紙の本体への軽微な貼り付けが2か所、表紙裏と裏表紙裏にあります※画像参照)
 過度に神経質な方の入札はお控え下さい
 画像で判断できない商品の状態はご質問ください
(収録作品の内訳)
4巻9号(昭和16年9月号)「花ざかりの森(序の巻)」(小説)
5巻1号(昭和17年1月号)「わたしの希ひは熾る」(詩)
5巻4号(昭和17年4月号)「大詔」(詩)
5巻7号(昭和17年7月号)「古今の季節」(評論)
5巻10号(昭和17年10月号)「かの花野の露けさ」(詩)
5巻11号(昭和17年11月号)「みのもの月」(小説)
5巻12号(昭和17年12月号)「うたはあまねし」
6巻1号(昭和18年1月号)「壽」(随想)
6巻3号~10号(昭和18年3月~10月号)「世々に殘さん(一)~(八・完)」(小説)※8冊
6巻11号(昭和18年11月号)「懸詞」
6巻12号(昭和18年12月号)「柳櫻雜見碌」(雑記)
7巻1号(昭和19年1月号)「古座の玉石」(随筆)
7巻4号(昭和19年8月号)「夜の車」(小説) 
      
2.【ご入札にあたっての諸注意】

落札後、48時間以内に落札画面の【 取引ナビ 】で落札者様から連絡願います。また、 銀行営業日の3日以内に、必ずご入金をお願い致します。いたずら入札防止の為、落札後3日以内に落札者様からご連絡がなかった場合、落札者様都合によるキャンセルとさせて頂きます。 その場合、自動的に落札者様に「非常に悪い」の評価がつきます。ご注意、ご了解願います。

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