エアハルト・アルフレート・リヒャルト・オスカー・ミルヒ(Erhard Alfred Richard oskar Milch)ドイツの空軍軍人です。1920年代半ば、ルフトハンザドイツ航空に勤務していましたがヘルマン・ゲーリングと知り合い、その誘いでドイツ航空省次官に就任し、ドイツ空軍建設に尽力しました。1941年からは航空機総監として空軍の装備開発・生産を統括指揮し、アルベルト・シュペーアと共にドイツの軍需生産向上に力を果たしましたが、1944年から連合軍のドイツ本土への空襲が始まると軍用機生産は軍需省に所轄替えされ、ミルヒは名目上シュペーアの次官とされたが実権を失いました。