
新書です。 きれいなほうです。
「この国には今、
剥き出しの資本主義がある!」
――なぜ今、『資本論』を読むのか?
その前に、私たちは、いつからこの名著を読まなくなったのでしょうか?
『資本論』には、資本主義が何たるやの基本が書かれています。
すべての日本人は、言うまでもなく、資本主義社会の住人です。
『資本論』には、なぜこの社会が、格差、失業、貧困をもたらすのかが、
見事な語り口で説かれています。
たんたんと事実を重ね、資本主義を生きる人たちに現実を突きつける本です。
『資本論』は、世間の人が誤解しているような、イデオロギー啓蒙書ではありません。
また、経済書というより、どちらかといえば、社会一般に向けられた本です。
――いったい、どれほどの日本人が『資本論』をまともに読んだのか?
本当に読もうとした人ならわかるでしょうが、オリジナルはたいへんな難読書です。
まず、長い。ドイツ語版でもびっしりと900ページ。
これをそのまま日本語に訳すると、1000ページを軽く超えてしまいます。
しかも、難解。見出しは少なく、えんえんと文字が連なっています。
ちょっと読もうと思った人は、くじけてしまうでしょう。
そんな人のために企画されたのが、本書、超訳『資本論』です。
オリジナルの流れと香りそのままに、うんと読みやすくなりました。
これなら、1回の週末で読めます!