昭和の反乱 三月クーデターから二・二六事件まで 上下巻 石橋恒 激化する軍首脳の対立抗争の中で白昼の惨劇は起こった 拙速主義の暗黒裁判

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昭和の反乱
上下巻
三月クーデターから二・二六事件まで


古本

上巻 下巻
著者 中山和敬 
発行所 高木書房 
発行日 昭和54年2月16日 初刷
画像3、画像10
発売時の定価 1,200円
大きさ 約136x1980x24ミリ 
重さ 約425グラム 
本文ページ数 282ページ 


発送方法 送料(落札者様負担)※
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 本の状態など  参考画像
・約46年前の古本です。 画像1~10
・天地小口に薄い黄焼けがあるように見えますが、用紙自身の色が、白度の低い色の為薄い黄色の紙です。その為、天地小口も薄い黄色に見えます。目立ちませんが、小さなシミ点汚れが幾つか会います。 画像2
・上記と同理由で、用紙の地肌が黄焼けと感じる方がいるかも知れませんが、出品者の見解は用紙の地肌の色です。 画像3〜10
・見返し遊び紙に焼けはありますせん。当時の新聞記事が掲載されていますので黄焼けがあっても判りません。 画像6,9
・本文は読まれた形跡を感じさせない古本です。 画像1~10

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吉田満 戦艦大和ノ最後
能村次郎 慟哭の海 戦艦大和死闘の記録
富岡定俊 開戦と終戦 人と機構と計画
村昭 戦艦武蔵 これは幻ではない!
阿川弘之 軍艦長門の生涯
中山和敬 昭和の反乱 三月クーデターから二・二六事件まで
今村均 私記 一軍人60年の哀歓 続・一軍人60年の哀歓
復刻版 太平洋戦争 復刻版 読売新聞

書籍の内容 (目次・まえがき・序など)
  目次
上巻 下巻
  一 「昭和暗黒時代」の幕開け
 陸軍記者第一歩、白色テロの横行と社会不安、「満州某重大事件」の波紋、「台風の目」―ロンドン軍縮会議、浜口首相、凶弾に倒れる、不発に終わった 「三月事件」 、 薩長、派閥抗争の激化、宇垣陸軍"時代の到来、
二 昭和大動乱への道
 盛りあがる長州閥打倒の渦、バーデンバーデンの密約、「一夕会」結成さる、「陸大」から長閥締め出し、学閥の中枢「陸軍大学校」、革命を呼号する 「桜会」
三 要注意青年将校の出現
 将校生徒時代の西田税、西田北一輝へ傾倒、秩父宮に近づく、秩父宮は反逆の皇子”だったか、幻の天剣党事件、震撼!兵火事件、海軍急進士官と「王師会」
四 一触即発の大陸情勢
 ”生命線"危うし、板垣、石原コンビ成る、火を吐いた攻城砲、快男子谷萩大尉、相つぐ虐殺事件、省部五課長会議
五 ついに満州事変へ
 急進派の浮上、軍の対満蒙方針、今村課長と満州事変当時の参謀本部、若槻内閣と陸軍の対立、火に油を注いだ新聞論調、間に合わなかったトメ男、
六 独走する関東軍
 騒然たる陸軍省、不拡大命令を無視した独断密令、謀略工作の真相、政府軍中央への挑戦、中央部・急進派の動き、「錦旗革命」 陰謀発覚
七 不発に終わった錦旗革命 ・・・画像4
 二・二六事件以上の規模、慄然とするその内容、決行か中止か、閣下決起してください、荒木は検挙に反対、橋本以下十二名検挙へ
八 あいつぐ不穏事件
 関東軍の”独立宣言”、幕僚、隊付将校との対立広がる、「郷詩会」の秘密会議、世論軍支持に傾く、「愛国」の思い出、問題化した「日満連絡飛行」 特ダネ!、 国防婦人会の誕生、近歩二の乱闘事件
九 昭和新軍閥の芽ばえ
 非常時日本のホープ"荒木、皇道派一色の荒木人事、第一次上海事変勃発す、秘中の「七了口」作戦、悲運の林連隊長一家、空閑大隊長の自決
十 血の日曜日―五・一五事件
 犬養首相ら襲撃さる、殺気立つ要注意将校、王師会と血盟団との提携、暴発に反対した西田派、一日遅かった自白、政党政治ついに崩壊、陸相は再び荒木に近衛師団長の喚問、二・二六予言の「山本建白書」、林前陸軍大臣の出廷、真崎大将の登場、満井弁護人の獅子吼

十一から十八まで省略

十九 二・二六行動計画進む
 熱気をはらむ急進派、決起へ急進派、自重派の葛藤、安藤ついに立つ、同志に殉じた香田清貞
二十 「二・二六」その前夜
 柴大尉「ボクはやじ馬  西田、事態を憂慮日  血気にはやる栗原中尉  半疑」の北一輝  優柔不断な"暗君"川島陸相  渡辺総監に警戒を勧告「報告」を信用しない社会部長。
二十一  二・二六事件ついに勃発
 第一次、第二次の襲撃目標?  雪は降っていなかった   勇み立つ栗原中尉  河原班の出動  歩一栗原部隊→総理官邸  歩一丹生部隊→陸相官邸  三安藤部隊→侍従長官邸  歩三野中部隊→警視庁  ノ三坂井部隊長→内大臣邸  近歩三中橋部隊→蔵相私邸  市川野重七田中部隊→輸送任務37
二十二  やった! 革命だ――・・・画像10
 事件と東京日日新聞  捕虜となった写真班  襲撃を免れた東京日日  “昭和維新の断行あるのみ"4
二十三  凄惨な武装集団の襲撃
 闇の中の乱射戦   胸をうつ松尾大佐と四警官の殉職   侍従長をかばう健気な人  警視庁を無血占領   内乱を避けた警視総監  内大臣邸、警官無抵抗で届服  りっぱだった内府夫人と女中頭  一喝した高橋老蔵相   牧野伯襲撃失敗の漫河原班  風前の灯だった西園寺公  板垣中尉の翻意   反乱軍本部となった陸相官邸  陸相に維新行を迫る  真崎大将現わる   天皇、伏見宮と陸相に怒りを爆発  騒然たる軍政、軍令の心臓部
二十四  決起部隊の第二次襲撃
 渡辺大将、応戦して倒れる  「無礼!」と立ちはだかる渡辺夫人  ,醜態/九時間半の無政府状態   謎の宮城坂下門占拠事件  中橋、守衛指指揮権の奪取に失敗 清原少尉の重要証言

二十五~三十三まで省略

三十四  拙速主義の暗黒裁判 
 勅語を生かした論告求刑   "裁判にあらず、捕虜への尋問"  
三十五  決起五グループの判決 ・・・画像7
 将校班、死刑十五名  「叛徒」でなく「反乱罪」で処断  苛酷な湯河原グループ  下士官兵には寛大  事実を歪曲した陸軍省発表  死刑執行の射手と入浴
三十六  反乱将校班の処刑
 その朝の十五名  渋川絶叫「国民よ、軍部を信頼するな」  鬼気迫る栗原の絶筆  わずか九十字の陸軍省発表  戒厳令ようやく解除  山口大尉、首脳部の汚摘発
三十七  将校グループ第二班判決
  死刑免れた山口週番司令  皇道派系殲滅の第三班公判  江戸の敵を長崎で討たれた満井中佐   北、西田をかばう吉田裁判長  裁判長、陸相に抵抗
三十八 「二・二六」悲劇の終幕
 「磯部怪文書」事件  作られた北、西田の「首魁」  北、西田、磯部、村中の銃殺刑  証拠不十分で無罪、真崎大将  青年将校はなぜ決起した?
あとがき

 上下 帯より ・・・画像4
軍の内側から見た「二・二六事件」秘話
戦後、若い学者や作家や評論家の書いた軍の革新運動の記録は、ニ・二六産業と言われるほどおびただしいものがある。 が、それらは怪文書や一方的な伝聞によっているだけに、無責任な事実誤認を犯していると言ってよい。私は陸軍省担当の社会部記者では最古参だったがために、省部 (陸軍省、参謀本部) の統制派系幕僚や隊付の皇道派系“一部書長将校、の間を飛び廻っては、対立する両派の行動や見解を目にし耳にする自由があった。新聞記者対軍人の立場を離れて秘密情報をもらしてくれた。 それだけにこの記述に当っては、出来るだけ中正公平な立場をとって、客観的に事実を事実として描写することにつとめた。
   著者 「あとがき」より

 下  あとがき
 私の記者生活は、きわめて偏ったものであった。数年間の外信部記者と海外特派員勤務を除いては、十余年間を陸軍省詰めで終始したのである。その間、陸軍は、激動日本の「台風の目」であった。体制保守派”へ向けての、血なまぐさい事件があい次いで突発した。なかでも忘れ難いのは、血に彩られた二・二六事件であろう。この事件は余りにも悲惨である。思い出すだに胸が痛む。事件から四十余年、私はもっぱら沈黙を守り続けた。
 たまたま昭和四十九年二月、かつて私が軍事記者として勤務した毎日新聞社から、「松岡英夫対談、この人と」の欄で”軍の内側から見た二・二六事件秘話を語れ”との注文があった。いささかためらいを感じたものの、”もう話してもよかろう”と考えた末、当時の「記者手帳」を繰りながら、三日間にわたって松岡氏と対談した。この記事は、約一ヶ月近くにわたって毎日新聞紙上に連載された。そして、幸いにも好評だった。事件前夜に、あすあたり不穏事件が起こるかも知れない”と予報して、バカな!"と社会部長から一蹴された話とか、「陸軍大臣告辞」、「昭和維新大詔渙発問題」のからくり、あるいは「謎の宮城坂下門占拠事件」など、数々の秘話が語られているというにあった。
 この連載が終わると同時に、桶谷繁雄氏の主宰する「月曜評論」から、「松岡対談」を中心として、陸軍記者の思い出を書いて欲しいとの申し出があった。が、そのころ私は、東京家庭裁判所調停委員の仕事に追われていたので、一応お断わりした。ところが、再度、桶谷氏から思ったことを何でも自由に書いてよろしいから......"との寛大なお話しがあったので快く承諾した。わが記者生活から「見た昭和裏面史」と題して、ペンを執り始めたのが昭和五十年の二月だった。しかし、作業はしばしば停滞した。何分にも資料は、乱雑に書きなぐった「メモ」である。判読に苦しむものが多かった。 そのころメモの整理を手伝ってくれていた愚妻が発病した。不治のガンである。病魔と苦闘する枕頭にあっての執筆生活は、身を切られるようにつらかった。何度か筆を投げようと考えたこともあった。
このようにして、ようやく連載が終わったのは三年九ヶ月目の五十三年九月のこと。四百字詰め原

以下省略



  
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・画像に、出品者IDの透かしを入れましたが、お構いなしにパクリまくります。グループと思われるいろいろな社名でパクリ、出品しまっくています。11月25日以降の出品画像には、に出品された画像であることを証明するためyahoo_auctionと出品者IDと合わせた透かしロゴに変更しました。(グループ会社ではなく、1社で複数の出品IDを持っている感じです。
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・さて、大手Aでで私の出品中の本を購入したらどうするのでしょうか?この大手Aの出品者の評価を見ると、商品が無いので、購入者へキャンセルを強要しているコメントがいくつもあります。知恵袋を検索すると、購入者が現れてから初めて手配に動くので、既に落札されていたり、他の入札と張りあわなければならない(且つ、落札まで最大7日必要)ので商品を確保する確率が非常に低いのです。その為グループ会社でも販売しているのでタイミングに依っては販売済になります、と注意書きを入れています(悪智慧)。入札の競い合いの無いMがよく狙われていたらしいのですが、適度の商品が少ないらしくからも調達するようになったのだと思われます。即決設定商品は特に狙われやすい。
・売れたら、商品を調達する、無在庫販売です。では原則禁止行為ですが大手Aは可能なのでしょうね?
・大手Aのサイトにも,違反の通報システムがあります。弊方ひとりで通報していても効果が薄いのです。
2024年11月現在(※アマゾンに地道に削除依頼をしていますので少なくはなっていくかも知れません)
・大手Aの無在庫転売屋へ警告:調子に乗って画像などをパクリまくって(無断使用)いると著作権侵害による損害賠償請求を行います。画像1枚当たりの損害金は100円/1日あたり、タイトルは1000円/1日当たりとます。掲載日から掲載停止日までの金額を損害賠償金とします。(例:100円x10枚x100日+1000円x100日=200,000円)
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