ミニチュア椅子
ただのミニチュアではありません。
デザインプロダクト好きならご存知のヴィトラ社から発売されたもの。
今回紹介するお品物は、20世紀のオランダを代表する建築家で家具デザイナーでもあった、ヘーリット・トーマス・リートフェルトが1918年にデザインした、Red and Blue Chair(赤と青の椅子)のミニチュア版。
リートフェルトの代表建築として、世界遺産にも登録されたデ・ステイル建築を代表する「シュレーダー邸」や、「ジグザグ スツール」が有名です。
歴史的な名作椅子のミニチュアをぜひこの機会にご検討ください。
[ヴィトラ・デザイン・ミュージアムについて]
1989年にオープンしたヴィトラ・デザイン・ミュージアムは3000脚以上のコレクションを所有する世界No1の建築や家具デザインの美術館です。
今回ご紹介するイームズの椅子は1/6サイズに忠実に再現されたお品物です。
ネジの1本1本まで再現されています。
ミニチュアシリーズはヴィトラ美術館の運営費を生み出す一環としてスタートしたプロジェクトとしても知られています。
オリジナルの素材や製造方法を再現する為、ドイツとポーランドにある工房では
年間80から500脚のミニチュアしか製作できない徹底ぶりです。
尊敬に値する精巧さです。
Gerrit Rietveld / ヘーリット・トーマス・リートフェルト
Red and Blue miniture chair / Vitra
[ヴィトラ社について]
1950年にスイスで創業した家具メーカー。
ヴィトラは、世界的なデザイナーの創造性と自社の開発力によって製品とコンセプトを生み出しています。そのデザインの力を通して、ホーム、オフィス、公共スペースの空間の質の向上に貢献しています。