P427 - モルティフェラクロス デッドリークロス
クロスモーティファー 致命的な十字架。運命の手が握る信仰の十字架。
中央の装飾的な十字架と、それを支えるチェーンの両端の骸骨の手（スケルトンハンド）が特徴的なデザインです。このデザイン全体が「Mortifera Cross（死をもたらす十字架）」という名称と合わせて、ゴシック文化における死と救済の深いテーマを表現しています。
1. 中央の十字架は、先端が百合の花（フルール・ド・リス）やハートのように膨らんだ、装飾的なゴシック様式を帯びています。この様式は、中世の教会の建築や装飾、あるいはマルタ十字のような騎士団のシンボルにも見られます。
この装飾的な十字架は、本来、献身、高貴な信仰、そしてキリストの受難を象徴しますが、ゴシックジュエリーでは、退廃的な優雅さや歴史的ロマンを表現するために用いられます。
中央や四肢の先端にある小さな宝石（おそらくガーネットやルビーといった深紅の石）は、血液、情熱、そしてキリストの犠牲を象徴し、**「苦痛の中の美」**というゴシック的なテーマを強調しています。
2. 十骸骨の手がチェーン（鎖）をしっかりと握っている様子は、死（骸骨）が運命や時間の流れ（鎖）を支配している、あるいは逃れられない運命によって拘束されている状態を象徴しています。
骸骨の手は、生者の世界と死者の世界の媒介として機能し、着用者が死の必然性を受け入れているという意思表示、または死後の世界からの保護や導きを求めていることを示唆しています。
3. 「Mortifera」というラテン語系の名称は、このペンダントのダークで運命的なテーマを決定づけます。
この十字架は、救済だけでなく死の力をも内包していることを示唆し、生と死の二元性が切り離せないことを強調します。
**「死の力を身に纏うことによって、死を恐れなくなる」**という、ゴシック・ロマンティシズムの根源的な哲学を表現した、強力なステートメントジュエリーです。
リボンは22インチの長さなので、チョーカーやネックレスとしてもお使いいただけます。
材料：ピューター
色：メタリック
寸法:135×40mm
装置：リボン
ペンダントにはスワロフスキークリスタルが装飾されています。
Fantasia／ファンタジア／カタカムナ
;)
