こちらの品は親父の模型仲間より預かったものです。
親父を通じてですが、ヒアリングしたところ、書斎の作り付けの展示ケースに飾っていたとのことです。
日焼けによる影響があるではないか心配しましたが、その辺は心得ている方で、日焼けによる影響はありませんでした。
多数コレクション品があるようで、定期的に展示車両を入れ替えていたようです。
基本、展示していないときは元箱で保管、未走行、試走程度の状態の良い感じで、大切にコレクションしていたとのこと。
限定品 TOMIX 485系300番台 かがやき・きらめき色です。
当方の記憶では1回だけ生産したレアアイテムです。
限定品として生産しましたので、この先生産することもないと思います。
当時を振り返ると、北陸新幹線の最速達列車の愛称になるとは思いませんでしたが、
元々『かがやき』は金沢～長岡間を結ぶ最速達列車で、北越の速達版でした。
そういう意味では、なくもない気がします。
此方のセットは4両ですが、実車は多客期 ６～８両で走っていました。
かがやき・きらめき色の中間車を増結することもありましたが、
国鉄色を増結する方が多かった気がします。
逆に国鉄色編成にかがやき・きらめき色の中間はなかったと記憶します。
模型の話をしますと、実車が北陸線と信越線しか走らなく、大阪や新潟に乗り入れたわけではないので
馴染みのない色だったので全くと言っていいほど人気が無く、
限定品という事を考えても売れ残っていました。
半額セールは見たことありませんが、４割引きで購入して改造車の種車にしたと聞いたことはあります。
不人気商品は後々プレミア価格になる実例が多々ありますが、このかがやきカラーも全く見かけません。
おそらく、改造したりされて残っていないのではと思います。
今となってはかなり貴重な、
一昔前ですと、再生産されると古い製品を手放す方がある程度居て、古い製品の値段が下がりましたが、
現在では、再生産しても中身はほとんど同じの割に、価格だけ恐ろしいほど上昇する為
買替え需要が発生せず、欲しかった人は仕方なくお高い新品を購入する流れと思います。
２２３系とか再生産かかると少し安くなるかなと期待していたら、そもそも定価が６０％ほどアップして、
中古品のプレミア価格の方が安いという状況です。
今までの経験則が通じなくなっているのが現在のＨＯモデルです。
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