
NF-CR型 MC/MM OPアンプ式フォノイコライザアンプ 基板です。
好みのOPアンプを使って制作されては如何でしょうか。抵抗やコンデンサは
どこでもある時定数を使っております。
ちなみに、レコード全盛期の某社高級プリアンプと全く同じ回路構成でしたので
イコライザ乗数は某メーカの乗数に合わせました。
MC/MMはリレー式で切り替え、設計値では入力インピーダンスはMMは47kΩ
MCは100Ωとしてありますがお好みでどうぞ。
リレーはEA2-12NUで、秋月電子で扱っております。
回路構成は全段直結で、出力のみカップリングCを入れてあります。
前段がMM入力で1KHz22dBのゲイン、後段はMC/MM共通で19dB
MCの場合は、前段のゲインを約20dB(だったかな)増加させますが
二段アンプで余裕なので、低域でのNFBも十二分です。
入力バイアス電流の大きなオペアンプを使うと、DCオフセットが発生
(出力コンデンサで切ってあるので良いが)しますが、あまりに大きなオフセットが
発生すると、上下どちらかの波形が先に潰れますので、せいぜい1V以内に収まるような
OPアンプを選定されると良いです。
具体的にはJ-FET入力のMuses8920とかOP275GP等。
どうしてもバイポーラを使用したい場合は、良質な段間コンデンサを入れることで
解決できます。このあたりも添付する回路図にコメント入れておきます。
尤も、バイポーラ入力だとDCオフセットが増加しますが私の実験ではMax3V程度
でしたので、問題はありません。
私もOPアンプをいろいろ載せ替えましたが、OP275GPが一番好みでした。
オープンゲインが130dBもあるMuseu8920は特性は文句なしですが、音がおとなしい。
マルチカーブイコライザアンプにも応用可能ですから、遊ばれるには丁度良いのでは
ないでしょうか。
回路が分かる方の入札をお願いします。
NC・NRでお願いします。
(2025年 11月 2日 19時 53分 追加)パターン設計は簡易CADのMBEを使っておりますので、他の出品基板のようにKiCADで設計したものと
異なり、3Dでの実装状態は出せませんので、実機での実装状態画像を参照ください。