はなく、それどころか、非常に個人的な、ほとんどプライベートなレコードを作っている。ピアノのアンドレア・ポッツァ、トランペットのアンディ・グラヴィッシュ、ドラムのニコラ・アン
ジェルッチを迎えたロザリオ・ボナコルソ・カルテットは、トラック間を軽やかに動きます(すべて
リーダーが作曲・編曲)。バンドは時間と戯れ、楽しい「Crazy Day, but the Blues Will Save Us」を乱し
、「And Spring Will Come Marching」のテンポを上げ、素朴なピアノ伴奏の波に乗せてゆっくりとした
厳粛なメロディラインを浮かべる("Oettam, Terra e Nuvole")。「A Naco, Ballata per un angelo」(ボナコル
ソの弟、偉大なパーカッショニスト、ナコの追悼に捧げられた曲で、アルバム唯一のスペシャルゲスト
であるダニラ・サトラーニョの声)では、グラヴィッシュとポッツァが描いたソフトなテーマで幕を
開ける。その後、この構造はバンド全体にフィールドを開放し、角張った厳しい即興演奏で徐々に
フェードアウトし、最初はストリップでパーカッシブなバージョンで最初のテーマに戻り、最後に
は穏やかで触知できないバージョンに戻ります。
皮肉な「R.B」、「Epilogue」、「Lul e la Luna」など、ダークで時には強迫観念的な3つの短い場面で、
コントラバス奏者はソロの自画像をすばやく撮る時間だけを自分に許しますが、最も明確な瞬間は
、「Renate」と、コントラバスとピアノに縫い付けられた繊細な「Meglio a lungo che mai」をフレームに
収め、レトロなフレーバーのディヴェルティスメントに変身させる瞬間です。
1. Oettam, Terra e Nuvole
2. R.B.
3. Crazy Day, But The Blues Will Save Us
4. Renate
5. Searching For A Place
6. Song For Flavia
7. E la Primavera verr marciando
8. Lul e la Luna
9. Meglio a lungo che mai
10. A Naco, ballata per un angelo
11. Epilogue