名陶匠 陶翠は、師と仰いだ茶山からの筆使いと、陶翠自身が北斎漫画で培った人物の表情や動きを鉢に描くという素晴らしい
技法を会得しました。その技法はいろいろな鉢に描かれてに表されていますが、この細かな渓谷山水画に人物を釘彫反形丸鉢
に描いた(彫った)作品で、特に釘彫で描いた風景画に色を入れているところが特徴です。
通常の絵付鉢に比べ、釘彫りをした鉢の上に上薬をかけるといった、釉薬の乗せ方が難しくまた、手間も多くかかるレアな作品
の一つです。 ロクロで形を作ったあと、乾かして、その後軽く下塗りをした後、土が完全に乾く前に、千枚通しのような細い鉄筆
で、その輪郭を絵の紋様に合わせて深く浅く、また太く細くを絵図のバランスを見ながら掘り進んだ後、絵図に色を入れ、釉をか
けて仕上げた手間をかけた作品です。また釘彫りは師と仰いだ「茶山」の手法と「北斎漫画」から陶翠独自の手法を取り入れた
た作品です。サイズは、画像のスケールを参考にしてください。(素人採寸ですので多少の誤差が生じる場合がありますのでご了承くだ
さい)画像の台は 商品には含まれません。掲載の画像の色はできる限り再現されていますが、照明やPC、スマホの環境で実際と若干異
なる場合があることや、質問などにはすぐにお答えできない場合があることなどをご了承ください。写真で状態を確認いただき、納得した
上でのご入札をお願いしす。また、ノークレームノーリターンでお願いします。鉢は一品一品手作りですので多少の汚れや、擦れ、ホツや
などがある場合がありますので、ご理解の上で 入札してください。