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QUAD 33プリアンプのメンテナンス済みの出品です。
本品は、電源及び各基板の主要パーツを音や品質に定評のありますパーツに交換してあります。
経年を経たパーツ、特に基板に多用されてますケミコンは樹脂ケースのクラック等により液漏れが多数見受けられ容量変化や絶縁等に影響を生じています。
また、各基板のトランジスターも足が真っ黒に変色しておりノイズ等の原因になる場合が有ります。
電源基板に於いては平滑用のケミコンをニチコンのMUSEに交換。整流ダイオードをファーストリカバリーの容量に余裕のあるものに交換。
ツエナーダイオードも交換しました。これによりメンテ前の出力電圧が11.6Vから12.8Vになりアンプ全体の質の向上になりました。
EQ基板はケミコンを音に定評の有りますニチコンのFGを使用してます。フイルコンはWIMAのポリプロピレンの物に、トランジスターは国産のローノイズでTEACやLUX等のアンプのEQ回路に使用されたもので、丸形のUFOのような小さいトランジスターを使用しています。
録音用の基板もローノイズのトランジスタに交換、及びコンデンサーは独EROのフイルムコンを使用しました。
メインの基板も同様にケミコンをニチコンのFGタイプを、フイルムコンには特に音の定評の有ります独EROのMKC1862他のフイルムコンに、トランジスターは回路図指定のローノイズタイプのBC109に交換いたしました。位相用のコンデンサーはデップマイカを使用しました。
各パーツ交換状況は添付写真を参考にしてください。
その他の音量調整用、音質調整用及びバランスの各ボリュームは問題は有りませんでしたので交換等はしておりません。
メンテナンス後エージングを兼ねて一か月程通電して問題の無いことを確認してあります。
一般的に、この時代のQUADの33などは経年変化等によりナローレンジで音に張りが無いと評されることが有りますが、上記のメンテにより私感では有りますが、音の伸びが良くDレンジも素晴らしい物が有ります。また、長期に安定してご使用になれると思います
33は各回路がシンプルだけに、使用されますパーツによって音に良い変化をもたらす様です。
本体の他、電源コードやDIN端子用の5PIN,4PINの各接続コードを添付しますので、入手後すぐにご使用になれます。
稼働品ですので、N/C、N/Rでお願いいたします。
(2025年 2月 5日 9時 38分 追加)DINプラグの4PINプラグを新品のものに、5INプラグは金属ホルダーでピンを銀メッキタイプの物に交換しました。
元々写ってました金属ホルダーの5PINプラグはぴんが金メッキの物です。これにより更に安定向上が図れると思います。