【ボックス送り機構】
一般的な楕円の送り機構は、素材によって薄地、厚地、段差等に弱い欠点がありました。
工業用ミシンに採用されているボックス送り機構は、送り歯を水平に保ちながら生地を送ることができますので、縫い品質が大幅に向上されました。
特に、縫い始め、段差、布ズレに対し、本領を発揮します。
また、直進性や生地の縫い始めなど、快適な縫い心地を実現するとともに、押さえの構造を改良したことで、送り力が向上し、従来では難しい折り目が重なった段差(ジーンズの裾上げの段部など)もなんなく乗り越えることができるようになりました。
【7枚送り歯】
特殊鋼材を使用した7枚送り歯で、従来では難しかった折り目が重なった部分も難なく乗り越え可能です。
BOX送り機構とあわせて、生地送りについては同クラスでも高水準ですので、縫い目の仕上がりは非常にきれいです。
【大型液晶画面表示】
大型液晶画面で縫い模様、使用する押さえ、縫い目長さ、振り幅などの情報が一括で表示され文字も大きく見やすい画面です。
よく使う模様はダイレクト選択でき、液晶画面付近のボタンのサイズも大きく光るので、操作方法は直感的に理解でき、誰でも分かりやすいです。
しかも、一般的な液晶画面はバックライトがないため、暗い場所などでは画面を照明などで照らさないと見づらいのですが、HZL-G100WBはバックライトを搭載しているので、単独でも明るく見やすいです。
【縫い模様は充実の20種類】
極限まで減らした縫い模様20種類!洋裁に必要な縫い模様を極限まで減らし、選びぬいた縫い模様20種類です。
1、直線縫い(中基線)
2、直線縫い(左基線)
3、伸縮縫い(ニットステッチ)
4、伸縮強化縫い(3重縫い)
5、アップリケ
6、ジグザグ縫い
7、3点ジグザグ縫い
8、まつり縫い(ブラントステッチ)
9、たちめかがり縫い
10、たちめかがり縫い(オーバーロック)
11、ボタン穴かがり縫い(スクエア)
12、ボタン穴かがり縫い(ねむり穴)
13、ボタン穴かがり縫い(はとめ穴)
14、ボタン穴かがり縫い(ニット用)
15、カン止め縫い
16、ファゴディング→つき合わせ縫い、布地と布地の間をはなしてかがります。
17、飾り縫い→縁かがり、レース付け、ヘアルーム等
18、飾り縫い→縁かがり、レース付け、ヘアルーム等
19、飾り縫い→縁かがり、レース付け、ヘアルーム等
20、サテンスカラップ→連続の波形模様を作ります。
【自動ボタンホール機能】
ボタンホールは4種類を備えています。
ボタンホール専用押さえにボタンをセットするだけで、ボタンの長さに合ったボタンホールが簡単に作れる自動機能となっています。
上位クラスのHZL-G400JPに代表されるエクシードシリーズはセンサー式となりますが、グレースシリーズは一般的なレバー方式となります。
【自動止め縫い機能】
自動止め縫い機能ボタンをセットすると、自動で縫い始め、縫い終わりには返し縫いもしくは止め縫いをしてくれる便利な機能です。
生地の縮みもなく、美しい仕上がります。
【針停止位置切り替え機能】
ミシンが停止している状態で針停止切り替機能ボタンを押すと、ミシンが停止した時の上停止、下停止の切り替えが可能です。
縫い始めやコーナーで向きを変える際やカーブ縫いで針下停止にして針が刺さったままにする際などに便利です。
【糸コマ前面配置】
糸コマを前面に配置したことで、準備の際に立ち上がったり、座ったりという無駄な動作を解消します。
ブラザー製のミシンは糸コマ全面配置が多いですが、JUKIも商品開発にあたり、その利点を採用しました。
【フリーモーション機能】
ミシン本体の補助テーブルを外した全面の下部にあるドロップフィードツマミで送り歯を上下でき、フリーモーションに対応しています。
通常、生地は送り歯によって後方に真っ直ぐ送られますが、送り歯を下げることにより、生地を自由に動かせるようになります。
円形のアップリケやキルトなど、送りを使用せずに、自由に縫いたいときに便利です。
【LEDライト】
LEDランプの採用により、針元と作業面を明るく照らしてくれるので、目が疲れず、長時間の作業でも安心です。
LEDランプのため、電球切れの心配がないのも長く使用する上では嬉しい点です。
【電源コード巻取り式】
電源コードの巻き取り機構は、本体にある程度の大きさと重さのリール機構が必要ですから、コンパクトミシンは分離タイプが多いです。
HZL-G100シリーズはフルサイズミシンのため、巻取り式の電源コード仕様となり、紛失の心配もなく、きれいに収納できます。