現スマパンのメンバーが在籍するL.A.のドリーム・ポップ~シューゲイズ・バンドの01年名作2ndアルバムが初レコード化! Wayne EverettとCampuzanoを中心として1996年に結成されたアメリカ・ロサンゼルスのドリーム・ポップ・バンド、The Lassie Foundation(ザ・ラッシー・ファウンデーション)。
本作『The El Dorado L.P.』は、1999年リリースのシューゲイザー名作としても人気の1stアルバム『Pacifico』から約2年後の2001年に発表した全12曲入りの2ndアルバム。発売当時はCDのみでしたが、今回のリイシュー盤はメンバー監修の新装ジャケットを使用した初のレコード・フォーマットでのリリースとなります。
Wayne Everett (vocal)、Jeff Schroeder (guitar)、Eric Campuzano (guitar)、Jason 71 (bass)、Jason Boesel (drums)、Happy Tsugawa-Banta (vibraphone)のメンバーを中心に録音。 ローなギター・ストロークと印象的なコーラス・ハーモニーのダウナーなギター・ロックA1「Good As Gold」で静かに幕開け、Teenage FanclubやMatthew Sweetのような王道ギター・ポップ・サウンドにヴィブラフォンがアクセントのA2「Every Line Has Let You Inside of Me」、ツイン・ギターによる太いギター・サウンドに、メロディアスなヴォーカルが天へと飛翔する号泣パワー・ポップA3「You Can't Deny a Broken Heart」、初期のThe Boo Radleysのようなホーンをフィーチャーしたインディー・ロックA5「Let Your Boy Come Back」。そして、本作の復刻が熱望された理由の一つとされる男女ヴォーカルによるサッドネス漂うドリーム・ポップB5「Hero」は、My Bloody Valentine「Don’t Ask Why」を彷彿とさせる冬の空気感を暖かなメロディで包み込んだ美しい1曲。