商品は、２００６年にＦ－ＴＯＹＳ（エフトイズ コンフェクト）から発売された『ジパング大図鑑』から『伊号第２１潜水艦』になります。

 

  外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。

  『艦隊これくしょん』にも伊１９と伊２６が実装されてますが、伊１９や伊２６は、この模型の伊２１と同じく巡潜乙型（伊１５型）で、艦橋基部に格納筒を持ち、艦首甲板にカタパルトを持つ同型艦になります。

  伊26の模型って、確かタカラの『世界の艦船』にしかラインナップが無く、プラモデルも発売されてるのかなあ・・・？

  なので、伊26や伊19の模型として飾っても何の問題もなく（模型は巡潜乙型で、台座に伊号第２１潜水艦と書いてあるだけなので）。艦これの伊１９や伊２６のフィギュアと一緒に飾ると良いかもしれない。

  全長１２ｃｍ（１／９００）なので、フルタの軍艦コレクションと一緒に並べると良い感じです。（というか、F-toysって、フルタの軍艦コレクションを作ってた人達が、分離独立して作った会社なので、似たような良い感じになるのは当然なのだが・・・）。軍艦コレクションよりも出来は良く、艦船キットコレクションの方に近い感じです（台座は艦船キットコレクションのフルハルに近いですね）。

 

  かわぐちかいじ のコミックス＆アニメ『ジパング』に出て来る伊２１潜です。

  海上自衛隊の新型イージス艦『みらい』が第２次世界大戦のミッドウェイ海戦の直前にタイムスリップし、第２次世界大戦での日本軍やアメリカ軍の無駄な戦死者を少しでも少なくする為に、最新鋭の装備を使って両軍と戦うという、戦国自衛隊の海上自衛隊バージョン。
  私、アニメの方をＤＶＤで見ましたが、かなり面白く、リアリティ、完成度共に高い作品です（アニメの方はストーリーが途中半端で終わりますが）。

 

  劇中での伊２１は、トラック諸島から横須賀に戻る『みらい』を護衛する為に、同航してた潜水艦です。零式水偵を１機搭載。艦首カタパルトから水偵を飛ばせる潜水空母みたいな潜水艦です。

  で滝参謀の策略により、角松副長と柳一曹を人質に取り、みらいを窮地に陥れるものの、みらいが襲い来る米軍機４０機を全て撃退、空母ワスプも対艦ミサイルで撃沈するという凄まじい性能を見せつけた為、戦うことなく浮上してます。

  実際の伊２１は、伊１５型潜水艦の４番艦。巡潜乙型と呼ばれる全長１０８ｍの大型潜水艦です。

  第１次世界大戦中にドイツ、フランス、アメリカ、イタリアで潜水艦に航空機を積んで、偵察任務に用いることが考えられ、様々な実験が行われましたが、どこの国も実用化に至りませんでした（フランスのシュルクーフが数少ない成功例）。

  日本海軍もこの流れに乗り、大正１２年にドイツからハインケル社の潜水艦用水上機を２機購入し、研究を開始。

  うまく行きそうだったので、大正１４年から『仮称潜水艦用飛行機』の開発を開始。昭和２年に横廠式１号水上偵察機として完成。

  巡潜１型の伊５に格納筒を特設して昭和２～３年の間に実験を繰り返した所、うまく行ったので、次々と新型の水偵が開発され、潜水艦の方も改装され、格納筒が装備されました。
  この頃はカタパルトはまだ開発されてなかったので、格納筒から引き出した水上機を甲板で組み立てて、クレーンで海面に下ろし、水上機は海面を滑走して離水してました。帰りは潜水艦の近くに着水し、クレーンで拾い上げて貰う。その後、速やかに分解して、格納筒に収めて、潜る。シンプルですが確実でした。

  昭和８年には、潜水艦用の呉式１号射出機２型（カタパルト）も完成し、潜水艦での水上機の運用を世界で唯一、実用化してしまいました。

  ロンドン条約で空母の保有量に制限が掛けられた為、割と本気で潜水空母を研究してた日本。

  巡潜甲型をベースに司令部施設を撤去して、格納筒とカタパルトを設置した潜水空母として建造されてます。

  伊２１は、太平洋を広く活動し、通商破壊作戦に従事。貨物船やタンカーなどを９隻撃沈、撃破３隻で日本海軍の潜水艦の中で４位の撃沈スコアを誇ります。
  また偵察機を搭載してる事から、南太平洋の島々の偵察を行いました。

  １９４４年の２月にアベンジャー雷撃機によりめられてます。


  1/900で、全長約１２ｃｍ。

  組立は潜望鏡の差し込みのみ。

  甲板には単装砲や機銃があり、艦首には艦載機の格納筒と射出用のレール（カタパルト）など細かく作ってあります。

  写真の１枚目は、ブリスターと箱とリーフレット。
  写真の２枚目と３枚目は、見本として撮った私の奴で、艦体側面のモールドや甲板・艦橋＆艦載機格納筒、カタパルトなど精細に作り込んであります。

 

◆発送に関して。