
日本機械学会(編)の、安全工学最前線 -システム安全の考え方- (機械工学最前線5) 1冊です。
2011年の初版1刷です。きれいな状態です。
裏扉の遊び紙の上部に、10x30mm程度のペン書きを砂ゴムで消した跡があります。(9枚目写真の右、目立ちません。)
中のページに、汚れや書き込みはありません。
〇内容
本シリーズは、機械工学の最先端の内容を専門的なレベルで紹介し、新しい研究分野に取り組む学生や、新しい分野の概要を知りたい技術者に提供する。
近年、安全・安心に対する関心が非常に高くなり、安全確保のための対策が多く施されている。
しかし実際には、人命を脅かす事故や災害が頻発しており、それらは甚大な人的損失や物的損失をもたらしている。
安全の確保は世界共通の関心事であるが、わが国と欧米諸国とでは安全対策についての取組みに大きな隔たりがある。
つまり、わが国では、安全対策の基本を安全教育による人間のミスの防止に置いているが、欧米諸国では、人間のミスや機械の故障があっても事故や災害に至らないための対策を取り、それでもカバーしきれない部分についてのみ安全教育に依存している。
欧米流の方が安全確保の観点から合理的であり、現在、この考えに基づいた安全規格が国際標準となっている。
これまでわが国では、いかに合理的に安全を確保するかについて、一般的には十分議論されていなかった。
しかし、近頃、欧米流の安全確保の手法が浸透しつつある。
本書では、国際標準となっている欧米流の考え方をベースとして、安全確保の合理的な手法について概説する。
〇目次
第1編 安全構築の基礎:国際規格
1 リスクアセスメント
2 ISO 12100ー機械安全の基本企画
第2編 応用事例
1 産業用ロボットでの安全技術
2 有人宇宙機の安全確保
(詳細な目次は下のリンクをご覧ください。)
出版社: 共立出版
編者: 日本機械学会
著者: 門脇 敏・ 福田 隆文・ 橋本 秀一・ 大賀 公二・ 深津 敦
刊行年: 2011年 初版1刷
ソフトカバー 153ページ
寸法・重さ: 150x210x11mm、 293g
定価: 3,080円 (税込)
本書の詳細は共立出版の以下のページをご覧ください。
https://www.kyoritsu-pub.co.jp/book/b10007960.html
○配送方法
ゆうパケット/ゆうパケットポスト(230円)で、送ります。緩衝材で保護して梱包します。
同梱可能なものは対応します。(同じシリーズの本なら、2冊を同梱して、ゆうパケットポストで、送れます。)
同梱をご希望の場合は、まとめて取引を依頼してください。