近鉄特急手書き仕業表(第066列車)1枚です。
第066列車=「名古屋駅16時00分発難波ゆきノンストップ特急。次は、大阪鶴橋まで止まりません。」
経年による、ヤケ・スレ等がありますが、書き込みやヤブレはございません。(裏面に記入はありません)
16時00分、名古屋発難波行ノンストップ特急の仕業表(春季用)です。
この列車は、平日・休日ともビスタカー4連で運用されていました。(正月、お盆等の超繁忙期除く)
現在活躍している「ひのとり」、一世代前の「アーバンライナー」、もう一世代前の名阪甲特急「汎用特急車」時代の仕業表です。
当時は、名古屋駅毎時00分と難波駅毎時00分に汎用特急車(V編成運用あり)によるノンストップ特急が運行されていました。
列車番号は名古屋発の場合、名古屋発車時刻に「50」をプラスしたものでした。
難波発名古屋行ノンストップ特急は、発車時刻が列車番号でした。
富吉列車区と高安列車区の運転士2名が乗車して、名古屋線区は、富吉列車区運転士が運転で高安列車区運転士が車掌。大阪線区は、高安列車区運転士が運転し富吉列車区運転士が車掌業務を担当していました。
名古屋⇔鶴橋間はノンストップ運転(一部の列車は津駅、大和八木駅停車)のため、中川短絡線走行中に運転席後部のカーテンを閉めて列車を止めず運転士の交代が行われていました。現在の名阪甲特急は、全列車津駅に停車しますので津駅で乗務員の交代が行われています。
懐かしい時代の仕業表です。コレクションに如何ですか?