商品はＦ－ｔｏｙｓ（エフトイズ・コンフェクト）から２０１３年に発売された『日本の航空機コレクション １／３００ SCALE』から『３．Ｃ－１ Ｂ．航空自衛隊５０周年記念塗装（入間）』になります。

  ２００４年は航空自衛隊の創設５０周年だった為、日本全国の航空自衛隊の基地の様々な機体が特別塗装になりました。

  埼玉県の入間基地に展開する第４０２飛行隊でもＣ－１輸送機の０１２号機（５８－１０１２）が普段の緑色迷彩から爽快な青系迷彩の特別塗装になりました。

  胴体側面には航空自衛隊５０周年のマークが入り、エンジンには雷光に腰掛ける女性（運び屋）のイラストと、白文字で『５０ｔｈ Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ』の文字が入ってます（それぞれデカールが付属します）。

  実は、この機体、２００７年に発売された『名機の翼コレクション』の シークレットにラインナップされてたんですよね・・・。シークレットの価値があ！！！

  ただ名機の翼コレクションの時よりも青色が濃くなり、実機に近くなりました。

  

◆趣味のＣ－１輸送機

  主翼が胴体の上にある高翼なのと、タイヤが胴体側面のスポンソンにあるのは、胴体内部の空間を広く確保するため。

  初飛行したのが１９７０年ですから、開発されたのは今から５０年以上昔の事になります。ＹＳ－１１の設計チームがＹＳ－１１の次に手掛けた飛行機です。
  全部で３１機製造されました。

  強力なターボファンエンジンを２発吊ってますが、この強力なエンジンのおかげでジェット機なのに６５０ｍの短距離で離陸出来ます。機動性も高く、機体を９０度近く傾ける急旋回も可能。反面、大変やかましいらしいです。

  最大搭載量は８ｔ。ジープ３台を運べます。

  完全武装の空挺隊員ならば４５人（１個小隊）運べる（完全武装じゃない人間だと６０人）ので、陸上自衛隊第１空挺団の降下訓練や作戦支援を行うので、明るい緑系３色迷彩が施されてます（昔は銀色でした）。

  現在も自衛隊の主力輸送機として活躍中ですが、さすがに旧式化してきたのと、最近、海外に派遣される事の多い自衛隊では、ちょいと能力不足になって来た（Ｃ－１は高出力な反面、航続距離が異様に短いから）のと東日本大震災の際に救援活動の為にたくさん飛んだため予定より早く寿命が来たため、後継機のＣ－２輸送機に順次交代して行ってます。