
■『昭和の記憶~カラーで顧みる1950年代の汽車・電車』
三谷烈弌著。2004年第2版。株式会社ネコ・パブリッシング発行。
■鉄道Fanならば懐かしい、昭和30年代に活躍した全国各地の艶消し塗装
の焦茶/緑/赤/黄/青/橙色の汽車や電車が分断に出て来ます。皆 Retroticで
堪らない魅力ですね。
■因みに出品者の地元横濱には相模鉄道のモハ 5000型 の電車が有りまし
て、運転席正面の風貌が前からも横からも丸味を帯びた
「気品が漂う座敷猫に見え、実に愛くるしいもの」
でした。(写真⑩参照) 但し、残念な事に該車輛は横濱駅~大和駅間の急行
電車に限って運行され、私が乗り降りする西横濱駅では通過して仕舞うの
です。疎外された気分で何だか癪でしたね。西横濱駅に停まるのは黄土色
箱型のクハ2507号(写真⑩参照)で床が木製板張りの車輛。偶に Coal tar の
臭いがしてましたね。まあ雨傘の雫に対する撥水剤の油だったんでしょう。
一度は滑って仰向けに転倒して仕舞い、鬼婆みたいな形相をしたオバサン
の膝頭に私の後頭部がGottunko!。其の儘脳震盪を起こした様です。爾来、
滑らない様に【スケートリンクの緊張感】を保ち続けましたね。
●新刊書店で購入。売価2000円+税でした。
●一瞥して書架に保存。特段瑕疵有りません。全96頁。
●古物に殊更神経過敏な方には不向きです。回避為さるのが
賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。