ご覧いただき、ありがとうございます。
Ortofon オルトフォン STA-6600/L 故郷=デンマーク製 SPU純正認定=Jorgrn Schou/JS NO,6600
昇圧比=31倍 雑音対策=トランスを筐体内部に搭載 の出品でございます。
半世紀近く 昔の 旧い昇圧トランスですが、まずまず綺麗なお品物で、動作良好な完動品でございます。
純正のゴム足は、丸型の 直径 1cm・厚さ 1mm ほどの 至って簡素なものでしたので
クッション性のある ウレタンフォーム状の厚みのある物に変更いたしました。
フォノカートリッジの名門=オルトフォンの国内代理店は、オーディオニックスが務めていた頃が長かったわけですが
その後は ハーマン・インターナショナルに代わり、1987年には Ortofon JAPANが設立され、今日に至ります。
オーディオニックス時代の 1973年に発売された STA-6600 をベースに、ハーマン インターナショナル時代の 1978年に
従来の煙突型に搭載された トランスを、筐体の内部に収められた構造に変更されたモデルが、この STA-6600/Lです。
この STA-6600/L は、トランスをシャシに煙突型に搭載した 前モデル=STA-6600 のヴァージョンアップ版で
トランスを金属製の筐体に搭載することで、耐ノイズ特性を大幅にアップさせ
尚且つ 入出力端子に、堅牢で頑丈な造りの独立型に改められる改良が盛り込まれました。
今から50年近くも前の製品で ヴィンテージという範疇に属する、旧い昔のMCカートリッジ用の昇圧トランスですが
未だに人気の衰えないどころか、近年は再評価の機運は上昇の一途を辿っております。
ひとえに、オルトフォンの本拠地であります 由緒正しい Made in Denmark の
JS=Jorgrn Schou(ユルゲン・スコウ)のトランスを採用している点にあろうかと存じます。
今から47年も前の昔に発売された 旧い製品ですが 、当のJS社(Jorgrn Schou)は
とっくの昔に倒産し消滅してしまいましたので、入手は中古のみだからなのでしょう。
謂わば、生粋の純正トランスと言っても過言ではなく、特に昔の「SPU」には
これ以上の組み合わせはないとの評価を確立している、名品であります。
この製品に限りませんが、おのおの 製品の登場した時代同士での組み合わせは
何故かしら 1番しっくりとくるマッチングの良さを感じてしまう次第でございます。
名門=オルトフォンの大傑作であり、MCカートリッジの代名詞たる SPU=Stereo Pick Up
永遠の銘機であるが故に、派生モデルも数多く存在し、現行品では 実に9種類もございます。
選ぶ方としたら 迷ってしまうくらいで、それ自体がオマージュなのか はたまたトリビュートなのか。
各人、評価が真っ二つに分かれておりますことから、やはりオリジナルとはかけ離れてしまったようでございます。
旧い SPUを気に入って所有されておられるのでしたら、添い遂げるつもりで大切になさっていただきたいと存じます。
フォノカートリッジからの微弱な音楽信号の伝達を司る入出力端子は、製品の年代もあることから
特殊なクリーニングスティックを用いて入念にクリーニング致しましたし
後述する トランスの不要な帯磁を除去する消磁工程も実施致しましたので
気持ちよくご使用いただけるものと考えております。
昨今、アナログレコードが脚光を浴びており、嘗てのようにオーディオの王道として
スポットライトが当たることは喜ばしい限りでございますが、あくまでも趣味の範疇でございますので
この分野は相当に難解で険しいが故に、にわかファンが次第にさじを投げるといったような
一過性のブームで終わってほしくないと切に願う次第でございます。
MCカートリッジや それに付随する 昇圧トランスなども、そのブームに乗っかって
往年の銘機達の性能に注目が集まる中、それらに対する「消磁」にフォーカスした製品が
登場していることは、注目に値することと感じておりました。
その手法を施工すると確かに効果は感じられますが、各社での製品毎に優劣があるとというか
すなわち 決定版がないようにも感じておりましたが、高音質レーベルとして世界的に著名な
米国の シェフィールド・ラボが 嘗て発表していた、「Magnetic Domain Matrix Signals」
=磁気歪みを追放する 9種の消磁信号を活用し、昇圧トランスの帯磁を中性化する措置を施しました。
昇圧トランスを破壊することがないように、フォノレベルまでゲインを適正化するとともに
レコード盤に刻まれた イコライジング・カーブ=逆 RIAAに酷似する周波数特性を保有させることで
悪影響やストレスも与えず、しかも最大限の消磁作用を得ることになりました。
9種の消磁信号は、周波数域を分割しつつ、それぞれ異なる信号のスペクトラムによって
可聴域全般にわたり トータル的に消磁を施してくれますし、処置をした機器は 蘇生したといっても過言ではないレベルの
著しい音質向上効果が得られましたので、当方出品のMC昇圧トランスに、全面的に採用していく所存でございます。
他所では 絶対に得られない 大きな音質的 特典として、お見知り置きいただきたいと存じます。
デンマークに本拠を置く 音響メーカーの名門中の名門 ORTOFON
1958年にステレオLPレコードの録音再生規格が決まった翌年の1959年に
世界で初めて、ステレオ型のMCカートリッジ SPU(Stereo Pick-Up)を登場させました。
当時はカッティングマシーンの心臓部であるカッターヘッドの著名なメーカーとして
君臨しており、その卓越した技術力を総動員して開発されたとあります。
以来、道を切り開いたパイオニアとして畏敬の念を抱かれ、原器として誉れ高い評価を確立し
幾つもの派生モデルを輩出しながら、現在でも新品で購入できるカートリッジでございます。
いまでも、MCカートリッジの主流を占める アーマチュアに磁性体を用いてコイルを巻いた構造の機種には
リスペクトを込めて「オルトフォン型」という通称で呼ばれることも多いのは、そのせいなのでございます。
通説では、我が国において SPUをお手本にして、NHK-FMステレオ放送用カートリッジの開発に着手したのが
日本電子音響(電音デンオンDENON)とNHKで、5年後の1964年にDL-103を完成し、1970年に発売されました。
双方 比較すれば、随分と設計思想が異なる別物ですが、生ける伝説というところは共通点でございます。
そういった意味でも、どちらとも馴染み深い 永遠の銘器として、これからも生き続けるのだと思います。
そのSPU、日本上陸を果たしたのが1962~63年とのことですから、60年も昔の話になります。
ヘッドシェル(G/A)付き/無しや、丸針と楕円針(=E)そして昇圧トランス 搭載型など(=T)
いくつものバリエーションがありました。
一大特徴である ローインピーダンスですので、低電圧(=大電流)ということなりますから
トランスなどを用いて、電流→電圧への変換が必須となります。
オルトフォンは当時から、昇圧トランスも複数のラインナップを用意し、ユーザー各位に選択を委ねました。
オルトフォンからの要請を受け、指定された昇圧トランスに対する要求スペックを満たした
謂わば純正として採用されていたのが、自国=デンマークに拠点を置く Jorgrn Schou
(ユルゲン スコウ=JS)製のトランスでございます。
そもそも SPUが業務用/プロフェッショナル用途として開発された経緯から
放送局やスタジオなどでのプレイバックが主なターゲットであったため
納入する局やスタジオの現用機とのマッチングを考えて、指定トランスが何種類も存在していたと聞きます。
その中から、当時のオルトフォン国内代理店=オーディオ ニックスが
何種類かの 「JS」の認定トランスを各単体を仕入れて、それらを自前でケーシング。
メス型RCA端子装着とMMカートリッジ用のダイレクト/MCカートリッジ用のトランスの切替スイッチを装備して発売。
1970年代の中期から、日本国内での公式に認定された、SPU純正の昇圧トランスとして販売しており
STA-41 / STA-6600 / STA-384 の3品目が、由緒正しい純正の組み合わせとして
マニアの方々からリスペクトされているわけでございます。
他にSPUのヘッドシェル内蔵型の小さなトランスを、さりげなく基盤にレイアウトし
筒型ケースに収めた STM-72 や 筐体に搭載させた STA-88 の存在も忘れてはいけませんねぇ。
当時のオルトフォン国内代理店=オーディオ ニックスが発売した STA-41 / STA-6600 / STA-384 に採用された トランスは
JSの製造は間違いないのですが、実は復刻版とのことで、ヴィンテージなオリジナルのトランスを、適当なケースを用いて
煙突型として搭載された自作品などは、マニアの方々の垂涎の的で珍重されております。
ところで数あるオルトフォン認定トランスの中から3品目に選び抜いた理由は、恐らく昇圧比の高/中/小 であったと思われます。
Type 0,32M No,41=「STA-41」・昇圧比:120倍
Type 0,32M No,6600=「STA-6600」・昇圧比:31倍
Type 0,32M No,384=「STA-384」・昇圧比:12倍
因みに STA-41の昇圧比=120倍というのは非常に特殊な数値で、受け渡しするプリへの相性や個人の音の好みなども影響しますが
昇圧比は高いほどいいわけでもなく、低くてもいいのではない、ある意味 それぞれの環境下や
組み合わせる機器との相性もありますが、やはり適正値が存在すると思うのです。
他メーカーの昇圧トランスのスペックでは、ローインピーダンス用で 昇圧比=30倍前後が多いのが実情でございます。
結局のところ、1970年代後半にハーマン インターナショナルの傘下に入ったことを機に
中間の "STA-6600 昇圧比:31倍" だけをラインナップに残したことは賢明な判断だったといえるのではないでしょうか。
最後まで生き残った STA-6600、当初のシャシのようにトランスを煙突型に搭載することは
製作する方としましたら、手間のかからない製法なわけですが
その一方でハムノイズに代表される雑音への耐性が、より要求されてきた時代でもありました。
解決策として金属でできた筐体に納めることで、漏洩磁束や外来雑音からガードしようとする手法が採用されました。
具体的にはフロント/リアパネルには鋼鉄。上下/左右を取り囲むシャシは分厚いアルミ合金を用いてシャットアウト。
表面に露出していたトランス本体を、メタル素材の筐体の内部に搭載することにより、悪影響から隔離しようという考え方です。
前述の通り、オルトフォンの国内代理店が オーディオ ニックス から、ハーマン インターナショナルに代わり
STA-6600 から STA-6600/L にモデルチェンジし、SPU のための 昇圧トランスとして継承されました。
レトロなトランス然としたルックスではなくなり、映えない在り来りな見た目とは裏腹に
漏洩磁束からくるハムノイズには強く性能的には、意図していたことが感じられる内容ですので
音質最優先と考えられる方々にとっては推奨できるモデルかと存じます。
入出力端子も、より堅牢で良質な独立型に変更になった点も含めて、ヴァージョンアップされた感のあるモデルでございます。
使用に伴うキズやスレなどはございますが、目立つような大きなダメージは見当たりませんでした。
見落としがあるかもしれませんが、画像を最大数 掲載いたしましたので、ご参照ください。
外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので
見た目を重視される方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。
中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い致します。
実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたい思います。
ヤフネコ 宅急便にて、全国 送料無料で お届け致します。
包装・梱包は、リサイクル材を活用させていただきますので、ご了承願います。
なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから
当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。
評価不要の方は、当方への評価も不要でございます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。