伊豫砥の天然砥石の粉末素材を手間をかけて選別精製して造られた『さゞれ銘砥』さんの人造砥石。
通常の硬さと後に発売された硬口、自身用に予備に造っておいた交換式砥石台のセットです。
通常品が白色、硬口が薄いピンク色となります。
もう随分前になりますが、硬口は『削ろう会』神戸大会だったと思いますが、『さゞれ銘砥』さんのブースで購入した物。
代表の奥さん?がその場で『硬口』と筆書き、そして何故か『みふねみく』?のサインまで(笑)
白い普通口の方はそれより以前に開発されていたので別でそれよりも前に購入。
どちらの砥石もそれほど減ってはいないと思います。
さゞれ銘砥さんのネットショップで見る限りは売り切れなのか、今は製造していないのか現在売っていないようですね。
大きさ厚みも充分で、もし再度発売されるのなら、それなりの価格になるはずです。
通常品 寸法:約225×85×33(㎜)
硬口 寸法:約234以上×83×38(㎜)
※対面までのおおよその寸法です。
※キッチリとした垂直面形成ではないのでなるべく小さめの寸法を基準にしていますが細かい誤差はご容赦ください。
底面にハンドメイドの交換式砥石台の滑り止めプレートを付けていますが、インテリアバール(先が真っ直ぐで薄く平ら)で剥がれます。
今回自分の予備なので砥石台まで付ける気は無かったのですが、砥石からプレートを剥がして底面を元のように綺麗に削るとなると砥石を水に浸けて濡らす事になり、厚みもあるので発送までに砥石が乾ききらないので諦めて自作の未使用砥石台の方を付けることにしました。
この砥石のコンセプトは素早い交換・砥石ごとに砥石台を取り付けないので嵩張りを抑える・最後の1ミリ2ミリまで砥石を使い切るです。
ですので砥石台の上端はプレートの穴と排水用の溝以外は鉋でフラットに調整してありますので、砥石の底面もフラットにすればギリギリ砥石が薄くなるまで割れずに使えます。
薄くなった砥石は乾かして上から接着剤などで新しい砥石を重ね貼りするなどで、重ねた砥石も最後の1ミリまで使用出来るようになります。
ベースの木枠は米杉で比較的水に強く海外で屋根材などに使われるそうです。
そこにアクリル系の物をコーティングしてありますので、基本的には吸水による変形はあまりありません。
その中に御影石のベースをセットし、発砲塩ビを貼り付けて鉋でフラットに一皮剥いています。
砥石に取り付けるプレートは5ミリ厚で砥石台の塩ビの厚みの方がほんの僅かに深くなるように設定されています。
無くなればご自身で何でも良いので5ミリ厚の物で同じ大きさに切って造っていただければいくつでも砥石が使えます。
貼るときのコツはたとえ0.5ミリでも隙間を空けて、端いっぱいまで接着剤を塗らなければインテリアバールなどで剥がしやすいです。
ちなみに砥石の裏が真っ直ぐでツルツルでなければ意外とプレート無しで乗せるだけでも結構そのまま研げたりします。
キッチンなど室内で使用される場合、砥石台が未使用のうちに1ミリ厚程度のゴム板を端の接地面に貼っておくと、金属などの上でも砥石台が滑りにくくなって良いかもしれません。
砥石台を無視しても安く出品してますのでよろしくお願い致します。
出品期間中に破損その他の都合により誠に勝手でございますが出品を取りやめる場合もございます。
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