最終価格です。
■ミル・マスカラス試合用マスク
■直筆サイン入り
■初代アルトゥーロ・ブシオ製
■試合前に投げ入れられたマスク
ミル・マスカラスは、リング上で試合前の選手紹介時にオーバーマスクを脱ぎ、観客席に投げていたのはご存じの通りです。しかし、時折脱いだマスクをソンブレロ等に隠し、予めコスチュームパンツに挟んでおいた別のマスクにすり替えて観客席に投げる事がありました。
一目散に駆け寄ったファンの間での争奪戦が繰り広げられ、ゲットしたラッキーな人は「?」となりミル・マスカラスが被っていたオーバーマスクでは無い事に気付きます。
何故、この様な事をミル・マスカラスが行っていたかは不明ですが、次の様な事が考えられます。
① 試合数と投げるオーバーマスクの数が合わなくなって来た為、帳尻合わせの為に用済みのマスクを投げた?
② 投げる予定のオーバーマスクの出来栄えが素晴らしく、投げるのが(手放すのが)惜しくなり、出来栄えの劣るマスクを投げた?
③ 請求していたオーバーマスク用のギャラを浮かせる為に安い方のマスクを投げた?
ミル・マスカラス本人のみぞ知ると言う事でしょうが、今となっては懐かしく、微笑ましい行為です。
このマスクは1990年代に大阪府立体育会館で投げられたマスクです。紐式で明らかにチャック式のオーバーマスクではありませんが、実際に投げられ飛んできたマスクです。生地もラメに比べると地味で、縫製も当時のアルトゥーロ・ブシオの粗さが目立ちます。
ファンの間での争奪戦の上、口と鼻の間の生地が破られました(その後、少しトリミングされています)。
試合終了後、会場を後にするミル・マスカラスにサインをしてもらったものとなります。
マスク本体のみの出品です。
コレクション整理のため、手放します。
初代オーナーが、喫煙者であった為、マスクに匂いが染み付いています。予めご了承下さい。ちなみに当方は非喫煙者です。
経年劣化の為、汚れや痛みがあります。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。