1940年代と思われる 超希少な JARDUR クロノグラフ 手巻き式 極美品 です。
Jardurは、当時、飛行計算機、ナビゲーションプロッター、分度器など、航空および飛行計器用のさまざまなアクセサリーを製造した会社です。
このクロノグラフは、どの軍部門にも正式に委託されたことはありませんが、多くの飛行士や軍人が兵役中に海軍郵便取引所 (PX) を通じて購入しました。
特徴のあるカウントダウンベゼルは飛行時間を時針に合わせて、残り時間を計測します。
ギャレットやブライトリングにはみられないアプローチの製品で、航空産業の先進国アメリカを感じる時計です。
このモデルはいくつかのバリエーションがあるようですが、このモデルは最初期の大型のモデルです。
やや光沢のあるブラックダイアルにライトゴールドとコパーの印字。
針はいわゆるコブラハンドと言われている蛍光針。
大き目のプッシュボタンでコロンとした厚みのあるケース形状など、1940年代の独特のヴィンテージ感が、とにかく大迫力でかっこいい。
ケースは 横幅38.5mm(リューズ含まず)、厚み15.2mm、ラグ幅20mm。
ケース素材はステンレス。
ダイアルはオリジナルで、素晴らしいコンディションだと思います。
写真のように、色褪せや傷は見当たりません。
スモールダイアルは3時位置が30分の積算計、6時位置が12時間積算計、9時位置が秒針。
風防はプラスチックです。
ムーブメントは 珍しい Valjoux 71。
ダイアル、針類、リューズ、プッシュボタン すべてオリジナルと思います。
リューズに多少の摩耗があります。
OH済で、現在非常に正確に動いており、机上では24時間で25秒程度の誤差です。(ただし、ご使用条件によっても違ってきますのでその点はご了承ください。)
クロノ機能(ストップ、リセット、スタート)基本的には問題ありませんが、リセット時に3時位置の30分積算計が帰零せず28分位置にずれます。調整は可能だと思いますが、気にせずそのまま使用していました。(また、手巻きする時に30分積算計の針が動きます)
ベルトはZENITHのブラッククロコのものを時計の雰囲気に合わせて、あえてダメージ加工したものを装着しています。
なお、ご質問のある方はご入札前にお願いいたします。
出品の度に自然光で撮影するようにしていますが、モニターによっても微妙に色調が違う場合がありますので、その点ご了承下さい。
また、極美品ですがアンティークですので、新品のようなコンディションを期待なさる方、あまりに神経質な方はご入札なさらないで下さい。
基本的にノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
落札手数料、消費税はいただいておりません。