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特別展 生誕120年 川西英回顧展
KAWANISHI HIDE THE RETROSPECTIVE
KOBE CITY KOISO MEMORIAL MUSEUM OF ART
発行:神戸市立小磯記念美術館
発行:平成26(2014)年10月1日の商品でございます
■本書序文■
川西英(1894~1965)は江戸時代に兵庫津として栄えた町の裕福な商家に生まれました。
幼少時より絵を描くことを好み、油彩画と水彩画を独習しました。
兵庫県立神戸商業学校在学中に描きためた作品を、1915(大正4)年に洋画個展として発表すると評判になりました。
創作版画の先駆者である山本の作品に刺激されて、大正期に木版画の制作を始めた川西は、
1920年以降、当時関西学院に学んでいた北村今三や春村ただをと交流し、神戸における創作版画家の中心的存在となります。
彼らは都会的な作品を発表する版画グループ「三紅会」を1929(昭和4)年に結成し活動しました。
川西が代表作である版画「神戸百景」(1933~36年)を世に出したのはまさにこの時期でした。
戦前のモダニズム都市・神戸では、創作版画運動が華麗に展開しました。
川西が題材としたのは神戸や兵庫の風景、サーカス、オペラなとモダンで異国情緒が感じられるものが多く、
親しみやすい画風は国内外を問わず人気があります。
国画会と日本版画協会へ出品を続け、戦後は抽象的な作品を試みた時期もあり、1,200点を超える作品を残しました。
しかし、制作活動の全貌が紹介される機会は、今まであまりありませんでした。
彼の歩みは大正・昭和期を生きた多くの日本人作家と共通する部分があるとともに、
神戸の発展と密接に関わる独自性が認められます。
本展では、知られざる初期の油彩画や資料、各制作年代の代表的な木版画、
肉筆画や素描、版木などを網羅して約400点で構成する過去最大規模の回顧展です
経年保管のお品ですので画像をご確認の上で判断頂き、お好きな方にノークレームとノーリターンで宜しくお願い致します
サイズ(約)
縦 29.5cm 横幅 22.5cm 厚み 2cm
80サイズ発送