
自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
「しあわせ」のかたち 岡田美里
父、E.H.エリックの家庭内暴力、仕事人間の夫、堺正章との離別!!
何かにおびえる自分、「いや」と言えない自分、良妻賢母であろうとする自分――自分でも全く意識していなかった〔心の傷・PTSD〕に気づいたとき、「本当のしあわせ」さがしが始まった!!
序章 思いもかけない診断
第1章 「豊かさ」の中の孤独
第2章 「まんなかの子」の感じ方
第3章 自分の家族がほしい
第4章 怖くて言えない
第5章 ひとときの親子の「絆」
第6章 やり残した仕事
登場する方々
堺正章 EHエリック SMAP 中居正広
木村拓哉 スパイダース スタルヒン 高倉健
岸田國士 岸田今日子 野坂昭如 藤田嗣治
ミッキーマウス 濱田庄司 三浦綾子 エルガー
フランク・シナトラ パット・ブーン
萬屋錦之介 ビートルズ来日公演での司会
佐伯祐三 叔父さん 岡田眞澄 RIKACOとの会食
北村道子 黒柳徹子 木滑良久 池澤夏樹
光GENJI 諸星和己と別荘に
他多数
著者の本当の想いは、ここからしかわからないかもしれません 著者 岡田美里さんに会ったのは、2000年9月のことです。
父 E.H.エリック氏を亡くされてひと月半経った頃です。「本を書くためには、もしかしたら周りの方を傷つける可能性もありますが、その覚悟はありますか?」とのわたしの問いに、「私自身が感じたことをありのまま、書けばいいのです。私のことを書くのですから大丈夫です」と答えてくれました。
美里さんの言うとおり、この本は誰のことでもない、彼女自身の心の履歴書です。
3姉妹の次女として育ち、思春期に父の家庭内暴力におびえ、誰もが知っている有名タレントと家庭を持った彼女が、家庭の夢を追い求めているうちに、自分のなかのPTSD(心的外傷後ストレス障害)に気づき、AC(アダルトチルドレン)に気づき、夫に依存している自分、我慢することが気持ちよくなっている自分、頑張ってしまう自分に少しずつ気づいていくその過程を、素直に明確に綴っています。
PTSDであってもそうでなくても、誰もが持っている心の傷に気づくことの苦しさと大切さを、優しく示してくれています。
レビューより
見えない心の傷を自覚した事、心療内科に通った事、自分を自由にした事、元凶の父が老いて丸くなった事など…。確かに上記の事も意味があったと思いますし、人が癒える過程はそれぞれなのですが、軽いというかそれだけなの?というか、あまりしっくりきませんでした。彼女も文中で、「過去がある限りPTSDは治癒しても完治しない」と言われたと書いていますが、私はそんな気がする。
抜け出すというよりは、人生や自分への見方が変わった=PTSDへの向き合い方も変わったよ!という内容なのかなと思いました。