SANSUI Monitor 2115 プチメンテ品 かなりの美品に仕上がりました 音はワイドレンジ
オーディオの足跡さん
https://audio-heritage.jp/SANSUI/speaker/monitor2115.html
30年40年もののビンテージ品が無傷であることの方が稀ですね、本品も湿気によるダメージが有りましたのでプチメンテ致しました。
ユニット:
フレーム研磨しガラスコートしました。
コーン紙は褪色していましたので、ブラック極薄着色しました。
セーム革エッジ(注1)に交換しました。
センターキャップに凹みは有りませんがくすみやムラ模様が見られます。
エンクロージャー:
膨れ反り有りましたので補修しております。見た目では判りませんが僅かな不陸反りが残ります。(画像9の上2枚)
突板4面軽く研磨し焦茶ガラスコート(注2)摺り込みしました。
天板ほかに近視でないと判らない程度の傷と補修跡は残ります、天板の深い傷は取れていません。(画像7、8と9の下段)
バッフルは黒ガラスコート、裏板はウレタン塗装しました。
以前のオーナーさんは天地逆で使用しておられたようで、通常底の方が傷が少ないようですが、いずれも画像では判り難いですね。(画像7、8)
格子の組子が崩壊しておりましたので枠だけを利用し紺布(JBLモニター風のブルーブラック)を張りしました。(画像5)
補強してプル紐付けております。
ターミナルはバナナプラグ対応に交換しました。
2115は民生用LE-8Tと違い、コーン紙が薄く軽い為か明っかるい中域が魅力ですが、本品はセーム革エッジのせいか個体差か、低域も厚く重くハイもよく伸びてワイドレンジスピーカーになっています。
ツイーターの追加無くしてじゅうぶん楽しめそうです。
簡易RTAを載せました。(画像10参照、測定位置はSPから1m、3m、部屋が広いので離れると差が顕著)
(注1)セーム革エッジについて
評論家江川三郎氏も推奨しました、単なる修理というより音質改善目的で天然セーム革を使ってエッジの貼り替えをしています。ウレタン製と違い半永久的な耐久性があります。
貼り替え後は徐々に音質変化が見られ200時間を超えた辺りからが本領です。
(注2 )ガラスコートについて
ビアンコジャパン (http://www.biancojp.co.jp)が販売する高耐久コーティング床剤ビアンコートを使用。
10数年仕事で使用しております、何年か前に色物が発売になりましたので重宝しております。
クリアもしくは焦茶を1重(状況により2重)刷り込み塗布する事により表面保護・防汚することができます。
以前は浸含タイプのワトコオイルを使用しておりました。仕上がりはとても良いのですが、乾燥に何日もかかるのと保護と防汚機能不足と定期的に塗り重ねる必要があるため扱いを止め、突板にはビアンコートを使用しております。
出品物は画像にあるものが全てです。
上記十分吟味のうえご検討お願いします。
発送はゆうパック着払160サイズ2個口、送料をご負担ください。
梱包は運送事故の起きにくい配慮をさせていただいております。
また段ボールや緩衝材は再利用品を使用させていただいております。
以下注意事項、最後までお読みください。
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