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■本の説明■
私は嘘が嫌いだ
角川文庫緑 538- 2
糸井 重里
出版社名角川書店
ISBNコード978-4-04-153802-9
(4-04-153802-5)
税込価格374円
昭和59年(1984年)に刊行された糸井重里氏の『私は嘘が嫌いだ』は、まさに「軽チャー(軽やかなカルチャー)」が時代の最先端を走っていた空気を凝縮した一冊です。
本書を今の視点で読み解くと、「ポスト・ヒッピー文化の日常化」というキーワードが浮かび上がります。
書評:言葉の「脱構築」と、嘘のない手触り
1984年といえば、バブル経済の足音が聞こえ始め、消費社会が成熟しきろうとしていた時代。
そんな中で本書に登場する「コミューン」や「サイケ」といった言葉は、60〜70年代の政治的な文脈から切り離され、糸井氏らしい「個人の感覚」へと着地しています。
かつて体制への抵抗として存在した「コミューン」的な連帯は、ここでは新宿グリーンハウスに象徴されるような、より都市的で、適当で、心地よい「ゆるいネットワーク」へと変質しています。
重苦しいイデオロギー(大きな嘘)を脱ぎ捨て、自分の好きなものや、目の前の面白いことだけを信じる。
この「嘘が嫌いだ」という宣言は、高潔な倫理観というよりも、「自分の感覚に嘘をついてまで、何かの型にはまりたくない」という、極めて現代的な個人主義の萌芽でもありました。
「サイケ」という言葉にしても、それはドラッグによる拡張ではなく、日常の風景を少しずらして楽しむ「遊び心」として機能しています。
糸井氏が紡ぐコピーライター的な感性は、物事を定義すること(嘘をつくこと)を避け、常に「ライブ感」のある言葉を選び取っています。
初版から40年。
SNSで誰もが「自分という嘘」を演じる2025年の今、本書をめくることは、情報のノイズがない時代の「剥き出しの感性」に触れる体験です。
374円という当時の文庫価格の中に閉じ込められた、軽やかでいて鋭い「真実」は、今の時代にこそ贅沢な読書体験を与えてくれます。
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