曾野綾子
(1931~2025)本名・三浦知壽子(旧姓・町田)、東京府南葛飾郡本田町(現・東京都葛飾区立石)生れの小説家、
政治評論家、エッセイスト。夫は作家・三浦朱門。1948年、洗礼を受ける。
1951年に発表した『裾野』が臼井吉見の目に留まり、第十五次『新思潮』に加わる。
1954年、『遠来の客たち』が芥川賞候補となり、文壇デビュー。以後、宗教、社会問題等幅広く執筆。
有吉佐和子と共に「才女」として注目された。1979年には、ローマ法王庁から勲章を授与される。
昭和から令和まで数多くのベストセラーを輩出し、晩年には異色の『夫の後始末』を執筆。
2025年、老衰のため死去、93歳。
書名:曾野綾子作品選集(昭和49年:桃源社版):全12巻揃:
著者:曾野綾子
装幀:原 弘
発行所:桃源社
発行日:【1】昭和50年6月25日 発行 他
定価:850円 ×12 = 10,200円
所収:【1】 婚約式 ◇ 鰊漁場の図 / 片隅の戦士 / 遠来の客たち / バビロンの処女市 / 牛骨 他 / 〇 解説(鶴羽伸子)/
【2】 海の見える芝生で ◇ 音戸の瀬戸 / 蒼ざめた日曜日 / 春宵 / 断崖 / 藤 / べったら漬 / わが恋の墓標 他 /
【3】 すべての船は過去をのせる ◇ もくせい / 一日一善 / 能面の家 / ハイネモア号の乗組員 / 金沢八景 他 /
【4】 初めての旅 ◇ 二つの昇天 / 無名詩人 / 死魚の眼 / 華やかな手 / 消えない航跡 / 妙見島夕景 / 競売 他 /
【5】 愛の証明 ◇ 都会の一隅で / 佳人薄命 / 隣家の犬 / 集中豪雨 / 凧のあがる風景 / 星形 / 男の墓 他 /
【6】 夢を売る商人 ◇ 長い暗い冬 / 炎上 / 飼育のたのしみ / 真砂まんじゅう / 二人静 / 人間の皮 他 /
【7】 花束と抱擁 ◇ 海の庭 / 荒野 / 日月潭 / 睡蓮の踊り / 詩心 / 百済観音 / 生甲斐 / 離婚式 / 極楽鳥 他 /
【8】 永遠の牧歌 ◇ ナム・トク終点駅 / ただよう小舟 / 胡桃 / 幸吉の行燈 / 絵葉書 / 支那宿「さくら館」 他 /
【9】 ひとりだけの哀しみ ◇ 帰らざる橋 / 爽やかな海辺の朝に / 弥生の空は / 一条の光 / 偏西風 / 愛 他 /
【10】 爽やかな声 ◇ 宇宙に浮游する / 仏を攫う / 三人の妻への便り/ 隠された顔 / 蛇と午睡 / 泥川の杭 他 /
【11】 生命ある限り(全) ◇ 生命ある限り(全)
【12】 春草の夢 ◇ お家がだんだん遠くなる / 夜の明ける前に / 預言者の悲しみ / 新らしい牛乳屋 / 全滅 他 /
参考:帯ほぼなし。箱なし。小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ・シミ等あり。四六判。計約4.7kg。≪古本購入≫
ゆうパック(追跡・補償あり)サイズ80。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。