
ユニオンスペシャルの古いオーバーロックミシンの出品です。
ユニオンのオーバーロックは創業当初の15400に始まり、1930年代には39200、
そして1950年代に39500に進化します。
出品のミシンは1950年代から60年代に活躍したミシンです。
当時のビンテージTシャツやスウェットの縫製にさぞ活躍した事と思います。
出品にあたり、色々手間を掛け仕上げました。
オーバーロックミシンは一般的に生地端をメスでカットしながら縫っていく機械ですので埃が凄いです。
まずは清掃洗浄を施し、昔の人が我流で調整していた部分をリセットしメーカーの基準値に調整し直します。
メーカーの基準値が絶対ではありませんが、まずは元に戻す事が重要です。
整備調整後、ミシンの軽やかな音と振動の少なさ。縫い目の綺麗さ。最新のミシンに負けないくらいです。
70年前当時、このミシンは最高回転を6000回転と謳っていましたが、確かになるほどと思いました。
30年ぶりに当ミシンをじっくり調整してみましたが、その当時でも日本で残っている個体はほとんど
有りませんでした。今回改めて触ってみて色々感動がありました。
送り機構はエキセン玉交換式になっており、少々手間が掛かりますが、クランク調整式に比べダイレクトに
運動するため送りが大変しっかりしています。機械好きな方は全く苦にならないでしょう。
差動送り機構搭載ですのでエキセン玉の交換で伸ばし縫い、縮み縫いが可能。
オーバーロックは沢山のジャンルが有り、最後の画像は1950年代当時のズボンの生地の縁かがり縫い(ほつれ防止)
工程で使われた物を貼っておきます。
発送は佐川急便の着払いとさせていただきます。120~140サイズ(大き目の箱ですが安全性重視で
沢山の緩衝材を詰めるため)の予定です。
発送方法の表示がレターパックプラスになっていますが
これはの仕様でプレミアム会員以外の出品時に選択肢が無いため、
仕方なくこの表示になっています。
レターパックプラス分の金額は返金致します。
低価格スタート売り切りです。お見逃しなくどうぞご検討ください。
(2025年 10月 9日 9時 27分 追加)糸は手持ちの50番にて調整済。ビンテージにて保証等は一切有りません。
ご検討ご活用される方は現状渡し自己責任にてノークレーム ノーリターンにて宜しくお願いいたします。